鹿児島大学 水産学部 食品生命科学分野
熊谷研究室
(鹿児島大学学術研究院 農水産獣医学域水産学系 助教 熊谷百慶の研究室HP)
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新着情報
2025年11月3日 M2の椎葉君が第69回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会にてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。おめでとうございます!
2025年10月31日 卒業生の日高君が携わった深海性アナゴの食材としての評価に関する論文が日本食品科学工学会誌に公開されました。
2025年7月5日 4年生の宮本君と内村君が第62回化学関連支部合同九州大会にて発表しました。
2024年6月29日 M1の椎葉君が第61回化学関連支部合同九州大会にて日本農芸化学会西日本支部優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!
2024年6月22日 M1の椎葉君と熊谷が函館市で開催された第15回化学生態学研究会で発表しました。
2024年5月22日 卒業生の松田さんが卒業研究として取り組んでくれた海藻由来成分の抗炎症作用に関する論文がBiosci. Biotech. Biochemへ掲載されました。関係の皆様誠にありがとうございました。
配属希望の方へ
熊谷研究室では、海洋生物からの生物活性物質の単離・構造決定や有用成分の新しい分析法開発を中心とした卒論に取り組みます。天然物化学・食品分析などの専門技術を基盤に、海洋生物成分の探索から機能評価まで幅広く経験できる環境を整えています。 化学や生物が好きな人、海の生き物が好きな人、スキューバダイビングが趣味の人、フィールド(海)にサンプリングに行きたい人、おいしい魚を食べたい人は自分に合うテーマが見つかるかもしれません。
研究テーマの例
海洋生物には陸上生物にみられない珍しい構造の物質が含まれています。抗炎症作用、抗酸化・美白作用、破骨細胞分化抑制作用など有用な機能を持つ新たな成分を海洋生物から探索しています。
本学共同獣医学部・かごしま水族館との共同研究でイルカの健康管理に役立つ可能性のある血中マーカー物質の迅速定量法を開発し、疾病の診断に有用である可能性を示しました。
海藻には様々な有用成分が含まれています。海藻の機能性多糖であるラミナランを迅速かつ簡便に定量できる方法を開発しました。
紅藻に含まれる複雑な構造をした物質の抗がん活性と構造との関係を調べたところ、化合物の立体化学に特異的な活性発現を見出しました。現在、標的分子を含めた作用機構の解明を目指して研究しています。
機能性ペプチドの合成・分解酵素に着目した研究を進めています。
鹿児島の伝統調味料の特徴的な香気成分の解析と、その魚臭抑制効果のメカニズムについて検討しています。図はガスクロマトグラフ質量分析計を用いて調味料を添加した際の香気成分の変化を分析したものです。
鹿児島大学水産学部食品生命科学分野 助教
熊谷百慶 (Kumagai Momochika)
E-mail: kumagai [a] fish.kagoshima-u.ac.jp
お問い合わせはメールにてお願い致します。
〒890-0013 鹿児島市下荒田4丁目50-20 鹿児島大学水産学部