学校概要
■ 設置課程・学科・募集定員
全日制普通科
■ 学級・募集定員
2学級 定員80名
■ 習熟度別授業とコース制
習熟度別授業1年次数学及び英語に実施
2年次文理、情報経営の2コースを設定
3年次理系、文系、情報経営の3コースを設定
■ コース制の変遷
平成3年度入学生から、県下初の「普通科における1年次からのコース制」を導入。各コースにおける学習内容を明確にして、高校生活に目的意識を持って取り組める学習形態にした。
平成3年度 進学(1)、情報(1)、経営(1)の各コース
平成4年度 進学(1)、情報経営(2)の各コース
平成7年度 進学(2)、情報経営(1)の各コース
平成9年度 進学(2)、英語(1)、情報経営(1)の各コース
平成25年度より、現在の文系コース・理系コース・情報経営コースとなる。
学校長より
小海高等学校のホームページにようこそ。訪問いただいた皆様に少しでも私たちの学校の魅力を感じていただければ幸いです。
小海高校は、自然豊かな環境の中で一人ひとりの多様な個性が尊重され、地域とともに自らの可能性を見つけ、チャレンジする精神を育むことができる学校です。本校は明治40年に南佐久郡農学校臼南分校として開校し、今年で創立117年の伝統校であります。校歌に「八岳(やつ)のやますそ りんどうの 色あざやかに 咲くあたり 千曲の川の 上流(みなかみ)の 水濁りなく 行くところ」と、うたわれるとおり、自然豊かな小高い丘の上に立つ学校です。正面玄関に立っている大きなイチイとマツの木が、この長き伝統を見守ってきた本校のシンボルとして、皆様をお迎えしております。
本校の目標を「地域から信頼される学校」「生徒の進路を保証する学校」「全人的発達を促す学校」と掲げて教育活動を行っております。生徒一人ひとりが自分の未来を力強く切り開いていけるよう全職員が一丸となって丁寧に指導、支援していきます。また、地元の町村の皆様からも、多方面からの多大なるご支援をいただきながら本校を盛り立てていただいております。
生徒は互いに切磋琢磨しながら、生き生きと学習にクラブ活動(班活動)に生徒会活動等に、それぞれの目標や課題と、探究的、積極的に向き合っております。中でも、スケート班は県下有数の強豪校であり、これまでも数多のオリンピアンや世界大会で活躍する選手を輩出しております。
平成3年度に県下公立高校初のコース制を導入以来、一人ひとりのキャリアデザインの支援や協働的で対話的な学習活動を通じて、予測が難しいこれからの時代を生き抜く力を育んでいます。教育課程を見直し、今年度入学生より「自然と科学の探究コース」「言葉と文化の探究コース」「社会と産業の探究コース」を設定しました。生徒一人ひとりの興味関心に合わせた学びに取り組めるようになっております。小海高校は、皆さんの夢の実現に向けた歩みを全力で応援します。
令和6年4月
長野県小海高等学校長 野村雅幸
校章
校章は南佐久農林学校時代のものを基に更に創意を加えて作成されたもので、三菱型は「真・善・美」を象徴化し、高の文字の左右の花は八ヶ岳山麓一帯に咲くリンドウを模し、下部に配された三本の線は学校の下を流れる千曲川が図案化されている。
校歌
昭和24年度生徒会の事業として校歌の作成が企画され、生徒の要望の高かった佐藤春夫先生により作詞された。幸い先生は、弟子の楜沢竜吉先生の縁故のお宅平根村(現佐久市)に疎開されており、楜沢先生と共に参上お願いし、快諾された。先生の直筆の校歌は、第2回卒業生の寄贈による額に納められて、校長室に飾られている。校歌の作曲は、北牧村(現小海町)出身の、NHKラジオ体操の伴奏者秋山雄三先生によるものである。