まず、当会では基本的に上級者レベルの腕前に到達するまでは、真剣の日本刀は所持も使用も禁止しております。次に、当会の代表師範、ならびに高弟の所持する日本刀はすべて法的に所持が認められております。
また模擬刀においても、基本的には居合の稽古と、それに関連する目的以外は使用も、保管場所からの移送も認めておりません。入会後の初期、会員全員に銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)についての講習をおこない、その理解と遵法につとめております。
稽古着(上衣+袴):8,000~25,000円(中古価格:4,000~8,000円)程度のもの推奨
刀を差すための帯:3,000~5,000円(中古価格:1,000~3,000円)程度のもの推奨
膝サポーター(ニーパッド):左右セットで3,000~4,000円程度のもの推奨
居合道稽古用模擬刀:25,000~50,000円(中古価格:15,000~30,000円)程度のもの推奨
※ファミリー割引あり(同居の家族で、緊急連絡先が同一の場合、入会金は家族代表のひとり分のみ。月会費は半額でひとり3,000円)
東京都剣道連盟居合道部会年会費(全剣連に加入し、居合道の段級位を受審したり、各種競技大会や講習会などへの参加を希望する場合のみ徴収):一般5,000円、大学生3,000円、高校生2,000円、小・中学生1,000円
※稽古道具は無料のレンタルもご用意しておりますので、基本的には、正式に入会されるまではお買い揃えにならないでください。また、無料稽古体験もございます。無理な入会勧誘は絶対にいたしません(むしろ色々な道場を見学され、熟考されることを強くおすすめします)。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
年齢制限はありません。ですが、模擬刀とはいえ刀を使う関係上、常識的にルールを理解し守れること、自制心を備えていることは必須要件とさせていただきます。
また、当会の加入している東京都剣道連盟居合道部は、一級審査を受けるのに「小学校6年生以上であること」を定めています。
そこで当会は目安として、下は小学校高学年から、上は特に制限なく、運動に必要な健康を保っていらっしゃる方であれば、何歳でもおすすめしております。一応、会の代表師範は四十代であり、そうした年齢の人間を師匠と思えるかについてはご一考ください。
この壺天会を立ち上げたキッカケのひとつに、元々所属していた会や関連する業界の中で、パワハラ・モラハラ・セクハラ等々のイジメ・嫌がらせ体質にほとほと嫌気が差したことがあります。
当会に「壺天会」と名づけたのも、そうした醜いもの・汚いものから離れ、美しいもの・清らかなものだけを求める仲間とつくる別天地を望む心からでした。壺天会はあらゆる種類のハラスメントも許容することなく、断乎たる決意でそれらの発生を阻止します。もしもそうした事案の出来した際には、時をおかず厳正に、公正に対処することを誓います。
たとえば、基本的な形(かた)を12本、ひととおり動けるようになるのに、週1ペースで稽古したとして約1年程度かかります。週2、週3ならもっと早いでしょう。けれども、そこは人にもよりますが、その時点で基本形を本人がマスターしたと思えるか問われれば、ほとんどの人がイエスとは答えないでしょう。ある意味、「己を安易に許さないこと」も修行だからです。
かの有名な新選組剣士・沖田総司は、入門から10年も経たずに免許皆伝を受けたそうです。これは文字通り、流儀の教えをマスターしたといえるでしょう。実際に刀を腰に差して歩いていた時代の動乱の時期に、後の世まで天才の呼び声高い剣士が日々猛稽古して、10年前後です。
ところで、現在の全剣連居合道における最高段位は八段です。この八段の審査を受けられるようになるのに、最短で31年かかります。途中一度も不合格にならず、一度も休まずに審査を受けて、毎度初回合格を続けたとして、31年です。これが妥当と思うかはそれぞれの考えがあるでしょうが、ひとつの目安としてお考えいただければと思います。