◆概要・特徴
・魂のドットエロアクションゲーム
・クリアまでの時間が短い(大体30分ほど)
◆ストーリー・キャラクター
私は東方Projectはまだ未履修ですが、本作は東方の登場人物である「優曇華院・イナバ」というキャラクターを起用して制作されています。
彼女は“狂気を操る”というキャラクターとのことで、狂気じみた雰囲気のステージ構成となっています。
その異様な空気に満ちた空間を進みながら、洞窟のような場所からの脱出を目指すストーリーとなっています 。
◆ゲームシステム
本作はシンプルなジャンプとショットを基本とした横スクロール型のアクションゲームです。
ロックマンなどの作品に親しんできた私にとっては、非常に馴染みのあるゲームシステムであり、自然になじむ感じで楽しむことができました。
ジャンプ中にショットを放つと、キャラクターの落下速度が緩やかになるなど、操作性を高める工夫が随所に見られ、非常に快適なプレイ感を実現しています。
近接攻撃も用意されており、「下+ショット」で発動できる仕様となっています。
近接攻撃を出した後、更にショットボタンを連打することで連続攻撃を繰り出すことができ、アクションの見た目も非常にスタイリッシュです。
ジャンプ中に「左右+ショット」を入力することで、敵を吹き飛ばす近接攻撃を繰り出すことも可能で、敵の位置をずらすことで戦いやすい状況を作り出すなど、戦略的な立ち回りも楽しめるようになっています。
>基本はショットで攻撃!
◆気に入ったポイント
・圧倒的なクオリティのドット絵
本作はドット絵界隈で高い評価を得ている「なまこ大爆発」氏によって手掛けられており、非常にぬるぬる動くアニメーションが特徴で、プレイ中はそのクオリティの高さを存分に堪能できます。
メタルスラッグのような“ぬるぬる動く”ドットアニメーションが好きな私にとっては大満足でした。
※なお、蜘蛛の敵キャラも登場するため、蜘蛛が苦手な方はご注意ください。
・ステージの雰囲気が秀逸
私の性癖だが、触手や肉壁のようなビジュアル表現が多く取り入れられており、非常に私好みな世界観となっていました。
背景などの細部まで丁寧に描き込まれており、ゲームを終えるまで飽きさせない、ビジュアルでありました。
>ゲームオーバー時は大きいサイズのアニメーションで表現される。
◆残念に感じたポイント
・プレイヤーとしてはややボリューム控えめ
プレイヤー目線で見ると、本作のゲームボリュームはやや少なめに感じます。
ただし、これほどまでに繊細なドット絵が全編にわたって描き込まれていることを考えると、その制作労力は計り知れず、十分満足することができました。
実際ゲームはおよそ30分ほどでコンプリートできてしまうため、「もっと遊びたい」という欲求も湧いてきます。
個人的には、難易度の上昇やクリア困難な高難易度モードなど、より歯ごたえのある追加要素があれば、さらに長く楽しめたのではないかと感じます。
◆最後に
本作はまさに私が求めていた“魂のドットエロアクションゲーム”だと感じました。
ぬるぬる動くハイクオリティなドットアニメーションが好きな方であれば、間違いなく楽しめる作品です。
本作の続編が制作されることを願っています。
2025年8月時点の情報によると、別の東方キャラクターを起用した新作も制作中とのことで、そちらも非常に楽しみですね。
記:2025/8/2
工事中