主催:小明台倶楽部 共催:小明台子ども会
倶楽部セミナー(子ども会と共催)を開催しました。
7月21日(日)、漢字教育士の高橋信夫先生による「親子で漢字に強くなろう」をテーマにセミナーを開催しました。
子ども(幼稚園児から6年生まで)16名、大人10名が参加。はじめに先生から漢字の成り立ちをわかりやすくお話いただいたあと、漢字の成り立ちを書いた「絵札」と「字札」をマッチさせるカルタ遊びをしました。学年別に作られたカルタで、子どもたちは漢字への興味を深めたと思います。
倶楽部10年の歴史のなかで初めて子ども会のみなさんとの共同企画でしたが、お互いの活動について理解し合う良い機会になったと思います。
漢字って、覚えるのが難しいですよね。
漢字は、小さな部品がつながってできています。この部品を絵(イラスト)で表すと、漢字を覚えやすくなります。
先生がいくつかの漢字のつながりを小学生のお孫さんに教えたら、「よくわかった!」、「もっと知りたい!」と言ってくれました。それをきっかけに、先生は小学校で習う1,026文字の漢字の「つながり」を本や動画にまとめました。
さらに、楽しく学べるように「漢字つながりカルタゲーム」を作り、パソコンでできる電子ゲームも作りました。
今回は、これらのゲームを中心にしたセミナーを行います。未就学児や保護者の方も大歓迎です!
立命館大学白川静記念東洋文字研究所認定 漢字教育士
令和5年度第10回 白川静漢字教育賞 最優秀賞受賞
E-mail: info@kanji-tsunagari.com URL: https://kanji-tsunagari.com
簡単な講義の後、参加者の人数、要望に応じて「漢字つながり合わせカルタ」やパソコンゲームを体験します。
合わせカルタの例: パソコンゲームの画面例:
2020年4月予定でしたが新型コロナのため,延期になっています.
奈良県立医科大学大学院卒.奈良県立医科大学小児科医員,助手(助教と改称),講師など.この間,米国赤十字ホランド研究所 免疫学部門研究員.奈良県立三室病院(西和医療センターと改称)小児科部長を経て,現在,医療法人徳洲会 松原徳洲会病院小児科部長.専門領域:小児科学,血栓止血学,アレルギー学.医学博士.
最近,腸内フローラという言葉をよく耳にするようになりました.以前は「私たちの心や身体は腸内細菌によってコントロールされている」などとはとても考えられませんでしたが,最近の腸内細菌の研究ではそれが当然のようになってきています.腸内フローラと,アレルギーを含む免疫疾患,がん,肥満や糖尿病といった全身疾患との関係が示唆されており,腸内フローラが脳の機能に影響を与え,身体をコントロールしているということがわかってきています.
いわゆる善玉菌や悪玉菌は何をしているのか,どうすれば善玉菌をふやして健康になれるのか,これもマスコミでよく取り上げられますが,実は医学的・科学的に証明されているものはまだ一握りのものしかありません.それでも腸内細菌は健康の鍵の一つであることは間違いなく,できれば健康をもたらす腸内フローラでありたいものです.今回のお話の結論を以下のように結ばれました.
①腸内フローラは全身の健康に関わる,
②歯周病のような感染症が腸内フローラに大きな影響を与える,
③個々の善玉菌の補充の効果は不明,④腸内フローラをよくするには,まず食べるところから(ただし,過ぎた るは猶及ばざるが如し).
今回のお話しが健康増進のきっかけになれば幸いです.
(講演内容の詳しい資料をご希望の方は,komyodai.ikoma@gmail.comまでご一報ください.
三重県大台町出身。名古屋大学医学部卒。 安城更生病院小児科、静岡県立こども病院、名古屋大学医学部附属病院等を 経て、1982年上瀬クリニックを開院。著書「今、子どもの『食』を考える」 「病食同源を断つ!フル・和食のすすめ」(いずれも文芸社刊)
小明台住宅地は昭和60年に住宅地の販売が始まりました.どこの住宅地もそうですが,新しい入居者䛿30才 代.40才代,子どもが2,3人.街は子どもたちの賑やかな声が満ちていました.あれから30年以上が経ち,すっかり成熟し落ち着いた佇まいの街となりまし た.
当初入居した人は定年を迎えられた方あるいは 近々定年を迎えられる方も多いと思われます.言っ てみれば小明台住宅地も少子高齢化が進む日本の 縮図でもあります.これから先どうなるのだろうと時に不安を感じられますが,「無縁社会」と呼ばれる都会と異なり,こ の街は適度な人間関係が形成され,また豊かな自 然に囲まれ誰もが末永く住める街と思われます.
NHK 広島取材班とエコノミスト藻谷氏による「里山資本主義」を読まれた方もおられると思います.時に「限界集落」などと紹介される中国地方の山村でで活き活きとした先進的な経済活動と人々の営みを取材して,マネー資本主義の対極としてあるいはその補完 として,「里山資本主義」なる造語を提唱されています.そ の中に,過疎の田舎で畑を耕している自立した老人 たちが都会の人たちよりも格段に元気であることなども紹介されています.今後の我が自治会活動にも 参考になるると思われます.
この街には.いろいろなお仕事で経験豊かな方が 沢山おられると思います. 小明台セミナーはそのような方,あるいは関係ある外部の方をを講師にお招きして,色々活躍されてきた分野での議論を通して,私達の交流を深め,夢のある街づくりにを行おうとするものです.いわば小明台倶楽部の原点とも言うべき活動です.