近年、駒本小学校の学級数は12〜13学級、児童数は400名超で推移しております。特別支援学級 (むくの木学級) の児童数も増加しております。
“駒本ならでは”の個性と多様性を重視しつつ、児童数の増加や家庭ごとに異なる背景や状況を抱える現代において、保護者負担を軽減し参加しやすい PTA 活動の実現を目指すことが重要です。
また、新型コロナウイルス感染症が令和5年5月より5類感染症に変更されました。今年度は、ポスト・コロナ時代に入って初めて、周年行事のない 1 年間となります。新型コロナウイルス感染症流行を機に進んだオンライン会議やペーパーレスといったICT化を重視し、役員・委員活動の見直しも含めて PTA活動の効率化をさらに進める必要があります。
駒本小学校PTA では、令和3年度より「できる人ができる範囲でできることをする」という考え方のもと、PTA活動改革を推進してきました。今年度は、これまでの改革の流れを受け継ぎ、PTA活動効率化・スリム化を目指し、健全かつ持続可能な運営手法を目指してまいります。
<具体的な運営方針>
I. PTA 活動の周知・発信および効率化
駒本小学校の個性・多様性を重視する特徴を踏まえ、家庭・学校・地域の連携を深めつつ子どもたちのことを第一に考えた PTA 活動を選定し、各活動の目的・内容、必然性を適宜見直しながら効率化を図ると同時に、情報を周知していきます。
<具体的な行動目標>
1. 駒本小 PTA の活動趣旨・目的を周知し「開かれた PTA」実現を目指す
2. ICT ツール (オンライン会議・ホームページ運用を含む) を活用し、効果的・効率的な活動および迅速な情報発信を行う
3. 入会、役員・各種委員の募集・選考等における積極的な情報開示を行う
II. 現代社会に即した持続可能な PTA 活動の確立
受け継がれてきた伝統を重視しつつ、各家庭の多様な事情に配慮し、役員・委員活動の内容の見直しも含め、健全で持続可能な PTA 活動を目指します。現代社会に即した活動を模索し、保護者が無理なく参加できる運営体制を確立していきます。
<具体的な行動目標>
1. 各会議の内容を精査し、開催頻度の見直し等を検討する
2. 役員・委員活動を通じて抽出された課題を整理し、短期・中⻑期の改善課題を設定する
3. PTA 活動の家庭内分業など委員制度の柔軟な運用や、ボランティア活動の推進により、無理なく参加できる体制を整備する
4. 健全な財務体制を堅持し、単年度収支および繰越金・積立金の適正管理を行う