農業経済論A・B (関西学院大学経済学部 2015年度-2017年度)
開講日時・教室: 月曜日1時限 (9:00-10:30)、関西学院大学上ヶ原キャンパスB号館204教室
本講義は農業を経済発展の中に位置づけ、経済学を用いて経済発展と農業発展について理解を深めることを目的とする。農業経済論Aでは、学生が経済学の枠組みを用いて、農家世帯の行動や経済発展に伴う構造変化のメカニズムを理解できるようになることを目標とする。農業経済論Bでは、学生が経済学の枠組みを用いて、経済発展と環境問題や国際貿易の相互連関のメカニズムを理解し、その中での農業の位置づけや役割について理解できるようになることを目標とする。
講義スライドは、印刷して配布する予定である。講義後には、このページにスライドや補足情報をアップロードする。欠席した場合は必ず各自でスライドを読み、欠席した講義内容を理解して次の講義に出席すること。各講義スライドには参考文献も記載するので、各講義後にはスライドや自分のノートを読み返し、必要があれば参考文献も読んで講義内容の理解を深めること。
成績評価は、定期試験70%および授業参加の程度30%とする。つまり、正当な理由無く欠席した場合は、最大30点まで減点する可能性がある。ただし出席をとるのは、遅刻や途中退出者がおらず、私語や居眠りをしている学生が一人もいない場合のみである。授業中は携帯電話の電源は切って、かばんの中に入れること。机の上には出さない。状況によっては、遅刻者や途中退席者に学生証の提出を求めたり、授業開始後にはドアの鍵を閉めることにする。授業中に私語が多い場合は、全員に謝らせた上で強制的に退出させる。授業を受ける際の常識的な態度は守ってほしい。
やむを得ない事情で欠席する場合は、その証明となるもの(コピー可)とともに2週間以内に書面で申し出ること。
[SGT]: Douglas Southgate, Douglas H. Graham, and Luther Tweeten, The World Food Economy, 2nd edition, John Wiley & Sons, 2011.
[ES]: 荏開津典生、鈴木宣弘『農業経済学』第4版、岩波書店、2015年。
[PCRW]: John B. Penson, Jr., Oral Capps, Jr., C.Parr Rosson III, and Richard T. Woodward, Introduction to Agricultural Economics, 6th edition, Pearson, 2015.
[TL]: J. Edward Taylor and Travis J. Lybbert, Essentials of Development Economics, 2nd ed., Univ. of California Press, 2015.
[JS]: Alain de Janvry and Elisabeth Sadoulet, Development Economics: Theory and Practice, Routledge, 2016.
[PRLB]: Dwight H. Perkins, Steven Radelet, David L. Lindauer, and Steven A. Block, Economics of Development, 7th ed., W. W. Norton, 2013.
[Ray]: Debraj Ray, Development Economics, Princeton Univ. Press, 1998.
[Mankiw]: N. グレゴリー・マンキュー『マンキュー経済学:Iミクロ編』、第2版、東洋経済新報社、2004年。(第3版、2013年。)
[Weil] David N. Weil, Economic Growth, 3rd edition, Prentice Hall, 2012.
農業経済論A(春学期)
農業経済論B(秋学期)