研究テーマ

研究テーマ

1. 樹状突起スパイン内アクチン細胞骨格タンパクの働きに関する研究

シナプス後部構造を含む樹状突起スパインの構造はアクチン細胞骨格によって支えられています。当研究室では、学習記憶やアルツハイマー病による認知機能障害との関連の深い「ドレブリン」というアクチン結合タンパクに着目し、スパイン内でドレブリンと相互作用する他のタンパク質を探索するとともに、スパイン内でのドレブリンのはたらきを研究しています。


2. 精神疾患モデル動物脳におけるシナプス異常に関する研究

ヒトのうつ病やPTSDなどストレスが引き金となって発症する精神疾患や、自閉症などの発達障害の動物モデルを用いて、行動異常と脳内シナプスの形態や機能との関連について研究しています。