研究室紹介
教員の研究テーマ
岸本圭子 Keiko, KISHIMOTO-YAMADA
2022年4月〜 龍谷大学 先端理工学部 環境生態工学課程 准教授
前職:新潟大学佐渡自然共生科学センター准教授
昆虫と植物やその他の生物との相互作用網の解明, 温帯から熱帯までさまざまな森林における昆虫群集の時空間的な構造特性とそれらの環境への応答パターンの解明, 里地里山の環境の変遷が昆虫やその他の生物群集に与える影響の評価と生物多様性の保全を考慮した里地里山管理手法の確立などを研究テーマとしています. 詳細は研究内容のページに記載しました.
研究対象生物:甲虫類(ハムシ科, コガネムシ科, ゴミムシ科など), アリ類, クモ類. ときどきミミズ類, 両生類, 植物...
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E-mail: kishimot[a]rins.ryukoku.ac.jp
[a]を@に変えて送ってください.
所属学生の研究テーマ
【2024年度所属学生について 学部4年生8名】
【2023年度所属学生について 修士学生2名 学部4年生8名】
2023年度卒論生のテーマ題目です
・「環境保全型農業が生物多様性に与える影響に関する研究 」
・「龍谷の森における糞虫群集特性の解明 」
・「国内外来ハナムグリによる土壌生態系への影響評価」
・「リュウキュウツヤハナムグリの発生状況に関する研究 」
・「滋賀県内の孤立林におけるアリ群集の特性」
・「瀬田学舎におけるクモ群集の特性 」
・「カヤネズミの採餌にかかわる生態の解明 」
・「水生昆虫の保全を目的としたビオトープ管理の検討」修士論文(新潟大学)
・「ハイイロゲンゴロウの季節消長と野外・飼育下における幼虫の食性」修士論文(龍谷大学)
【2021年度卒業論文テーマ】
・「止水性昆虫群集の構造特性の解明」卒業研究論文(新潟大学)
新潟県佐渡島の止水域(自然池, ため池, 水田型ビオトープ)において水生昆虫の種組成を解明するとともに, それぞれの止水域の環境特性との関係を評価しました.
・「水田生態系におけるハエ目群集の特性について」卒業研究論文(新潟大学)
新潟県佐渡島において水田や水田型ビオトープに生息するハエ目の種組成を明らかにし 認証米水田の効果を評価するとともに, トキが水田で利用するハエ目幼虫をDNAバーコーディングによって解明しました.
【2020年度卒業論文テーマ】
・「耕作放棄地の影響評価 〜クモ類群集の特性の解明を通じて〜 」卒業研究論文(新潟大学)
新潟県佐渡島の棚田において拡大した耕作放棄地と隣接する水田内のクモ類の群集特性を解明し, 水田害虫の天敵であるクモ類を活用した放棄地の維持管理について検討しました.
【そのほか指導に携わった卒論・修論】
・「森林環境の指標としての糞虫および地表徘徊性甲虫の群集構造の解明 」修士論文(新潟大学)
・「佐渡島固有種サドガエルの生息状況の解明」 修士論文(新潟大学)
・「圃場整備予定地における佐渡島固有種サドガエルの分布様式と生態の解明」卒業研究論文(新潟大学)
・「森里川海をつなぐ昆虫群集構造特性の解明」卒業研究論文(新潟大学)