地道な野外調査と小さな昆虫の営みの観察を通じて, 生物群集の維持機構の解明を目指します.
卒業生と一緒に調査して得た成果の一部を含めて、「リュウキュウツヤハナムグリの東京都内陸部への分布拡大-湾岸部定着から10年を経て-」という論文をまとめました。この度、昆虫学会和文誌「昆蟲(ニューシリーズ)」に受理されました!(2025年7月14日)
卒業生による修士論文の成果の一部が日本甲虫学会誌に掲載されました!(2025年6月3日)
ハイイロゲンゴロウの幼虫期に必要な餌の種類と組合せを明らかにした研究で、普通種ながら謎の多い本種生態に新たな知見をもたらしました。
T. Fukuoka, R. Taumura, K. Kishimoto-Yamada. 2025. Effects of different prey combinations on the growth of the dividng beetle Eretes griseus (Fabricius, 1781) (Coleoptera, Dytiscidae). Elytra, New Series, 15(1):9–15.
指導していた学生達とともに行った調査結果が国際雑誌に掲載されます(2024年12月9日オンライン公開)。
本研究は佐渡島固有種サドガエルのエビデンスベースの保全に寄与できるものと考えています。
K. Kishimoto-Yamada, R. Satoh, M. Kokura, Y. Mitsuo. 2025. Where does the island-endemic frog Glandirana susurra survive during the nonirrigated season? Agriculture, Ecosystems & Environment 381: 109433.
2022年度 龍谷大学 先端理工学部 環境生態工学課程で昆虫生態学研究室(岸本圭子研究室)の活動を開始しました。