🧭 簑沢台の記憶と歴史


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私たち原地印刷は、この横浜市中区・簑沢台(みのさわだい)の地で60年以上にわたり、多くのお客様 に支えられながら歩みを続けてまいりました。そして、この歴史ある拠点を舞台に、20年以上の歳月をかけて開発し、大切に育ててきたのが「吉むすび」です。

私たちが日々活動するこの地域には、かつて日本初の本格的競馬場として栄えた「根岸競馬場一等馬見所」をはじめ、古くから人々の祈りや記憶を伝える多くの碑(いしぶみ)が遺されています。吉むすびの背景にある、この土地が持つ豊かなストーリー(温故知新)をぜひご覧ください。


🐎 第二次世界大戦下の競馬場と文寿堂

昭和16年に第二次世界大戦が始まると、格式高かった根岸競馬場も閉鎖され、海軍や軍需工場へと姿を変えていきました。

そんな激動の時代、現在の簑沢の地に当時手帳で有名だった、文寿堂が馬見所内で印刷を始めます。戦火を避けるため、作家や植字工、そして貴重な印刷機械がこの簑沢台の地へ集まり、独自の活気を見せていました。


⚾ 戦後の米軍接収と「文寿堂女子野球チーム」

終戦を迎えると、簑沢の工場や周辺一帯はアメリカ軍によって接収され、アメリカの機械や物資が次々と入ってくるようになります。

そんな中、昭和21年にはこの地で、日本初の女子プロ野球チームにつながる「文寿堂女子野球チーム」が結成されました。現在の横浜スタジアムの前身であるゲーリック球場などで試合を行い、戦後の混迷期に生きる人々に大きな希望を与えました。


💎 簑沢台を揺るがした「隠匿物資事件」

終戦直後、簑沢台の地は日本中を揺るがす大事件の舞台となります。文寿堂内に政府に届け出をしていない紙が隠されているということが内部告発から摘発されました。

昭和23年にはついにGHQや検察局特別捜査部が動き、大規模な強制捜査が敢行されます。結果、米軍のトラック40台分にも及ぶ莫大な物資が押収されるという、歴史的な大事件が実際にこの場所で起きていたのです。


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ここでご紹介した戦前・戦後の激動のストーリーは、簑沢台が持つ豊かな歴史のほんの一部にすぎません。凸版印刷との深い関わり、知られざる隠匿物資事件の真相など、この土地が紡いできた奇跡のような歴史の全貌を、一冊の書籍にまとめました。

現在、Amazon Kindleにて全文を公開・配信しております。スマートフォンやタブレット、Kindle端末でいつでもお読みいただけますので、この土地の記憶をより深く紐解きたい方は、ぜひダウンロードしてご覧ください。

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