CPT : あなたは何故 クルト・ゲーデルの死んだ日を世界論理学の日(WLD: World Logic Day)に定めたのですか?

JYB:  クルト・ゲーデルは1978年1月14 日に亡くなりました。そして、偶然にも、論理学者アルフレッド・タルスキは1901年1月14日に誕生しました。私は15年前にこれに気づいたとき、これはWLDを創設するしかないと思いました。日付は1月14日に決定です。ゲーデルとタルスキは、今世紀においても最も重要な論理学者であり、かつ論理学の歴史全体における主要人物です。

 私は、2004年にユネスコの「世界哲学の日」(World Philosophy Day)の国際会議で招待講演を行いました。その会議では、多種多様な人々とのセレモニー、ハービー・ハンコックによる素晴らしい音楽ショー、そしてパリのユネスコの建物の屋上でのカクテルパーティーが印象的でした。その会議の際に、WLDを「ユネスコの国際日」(UNESCO International Day)にしてはどうかというアイディアを思いつきました。