部署紹介

舞台班

舞台班は、舞台のセットを作ります。

劇場内に入って、真っ先に目に飛び込んでくるのが舞台のセットであり、作品の印象を大きく左右する重要な役割を担っています。

ケッペキの舞台は、学生劇団の中でもかなり規模が大きく、初めて見る人は必ずその大きさと緻密さに圧倒されること間違いなしです。

デザイン、設計から始まり、木材が様々なものに変身していく過程のワクワク感や、何もないところに舞台が建っていく感動は、自らの手で作り上げる舞台班の特権です!


音響班

こんにちは!音響班です!!

愉快な班員と愉快な音楽で踊り狂う部署です!!……嘘です!!

でも踊り狂うくらいの勢いで音にどっぷり浸れる部署ですよ。

好きな音楽を高音質スピーカーで爆音で聴きたいそこのあなた!

機械いじり大好きなそっちのあなたも!

是非是非音響班にお越しください。

音楽は聴く専です、難しいことわからんっていうそこのあなたも!

音楽を聴くのも音響班の仕事ですよ;)

自分の好きな曲を好きなだけ布教しに来てください!

音響班はあなたを!あなたと一緒に演劇と音を楽しむことを心待ちにしています。


照明班

舞台に光を当てるお仕事です。

照明がなければ役者さんや舞台、衣装もしっかり見えません。

光で照らすだけだから誰がやっても同じ?と思われがちですが、実は全く違います。

照明のプランを考えるのは大変で、同じ脚本でも人によって全く違ったものになります。

どの種類の灯体で、どの場所を、どんな色で、どのくらいの明るさでどう照らすのか…そんなことを、60-100灯の灯体それぞれについて考えていきます。

一見地味なお仕事ですが、とってもやりがいのある部署です。是非皆さん遊びに来てください!


衣装小道具班

衣装小道具班は、衣装や小道具を集めたり作ったりすることで、役者の見た目や身のまわりなど細部を詰める部署です。

演出のイメージに合う服をひたすら探し回ります。この部署で必要なのは、特別な知識や技術でなく、根気や真面目さなのかもしれません。

衣装小道具の強みは、登場人物一人ひとりについて表現し、登場人物と役者とを繋げられることです。

登場人物の役割や性格、彼らがその世界で生活していることを想起させることができます。

日常にあるけれども、実は意外と深く面白いものです。


制作班

制作班は、公演とお客さんを繋ぐことが役割です。主な仕事は、お客さんへの宣伝と予約の対応、そして当日の接客です。

宣伝段階では、宣伝美術が作ってくれたチラシを配ったりTwitter企画を考えたり、作品に合わせて一番魅力が伝わる方法を考えます。公演当日には案内や受付を行い、宣伝から観劇までお客さんが快適に過ごせるように工夫します。

制作班の魅力は、数ある部署の中で唯一外向きに発信するため、広い視野で公演を見ることができる点です。お客さん目線でどう感じるかを重要視するので、新入生でもすぐに戦力になれる部署といえます。


宣伝美術

宣伝美術はひとことで言うと「作品のビジュアルイメージ」を創るお仕事です。

作品の雰囲気やメッセージを色や形に例えて、一枚の紙に投影します。

ひとつの公演の中でたくさんのものをデザインしますが、ビラや立て看板といった宣伝媒体では会場外のお客様に作品の魅力を訴え、チケットやパンフレットではお客様を作品の世界に誘導するのが役目です。

舞台や演技はその場限りなのに対し、宣伝美術が創ったデザインは残り続け、お客様や団員が公演を振り返る際の足がかりとなります。


映像

我ら映像班は無料または有料のソフトを使って映像を作ることがお仕事です。

映像は主にオープニングやテロップなどに使われますが、ごく稀に劇中ずっと映像が使われている、なんていう劇もあります。大変ですね!

この部署がどんな人に向いているかと言うと、ずばり、一人で黙々と作業するのが好きな人です!

夏はキンキンに冷えた部屋で、冬はこたつでぬくぬくしながらコーヒー片手にパソコンで作業するveryクールな自分を想像してみましょう。なんだか映像班に入りたくなってきましたね。

映像編集未経験者でも満ち溢れたやる気とやり切るド根性があれば大丈夫!

ぜひ挑戦してみてください!


役者

役者とは、その名の通り、舞台上で役を演じる人のことです。

 おじいさんや、ひたすら陽気な大阪のオバちゃん、物凄く陰気で卑屈な人など、自分とはかけ離れた人(人じゃないかも?)になりきったり、はたまた新しい自分に出会ったり。形は様々なれど、舞台の上でしか出来ない経験が得られるはずです。

 気になった方は是非、役者の世界に飛び込んでみては。お待ちしております!!


演出

演出とは、映画で言う、監督です。

何か形あるものではなく、自分の中にあるイメージを扱う人、だと私は思っています。

あんまりこれっていうのが言えなくて申し訳ないんですが、

とにかく、

自分が今一番観たい演劇を観たい、とか

自分が一番面白いと思う演劇を作りたい、とか

「こういうの、私好きなんだけど、どうですか?」って誰かに聞いてみたい、とか

そういうのが全部できちゃうのが、演出です。

そして、その作品をお客さんに観てもらって、

何か反応が返ってきたときって、

思った以上に嬉しいものです。

事前にスキルがあるかどうかは全く関係ありません。

やってみたいという思いさえあれば、十分です。


舞台監督

舞台監督は公演において演出・企画責任とともに三役と呼ばれます。

舞台監督としての仕事を一言でいえば「公演が無事に、そして円滑に終わるように指揮すること」です。

例えば本番までに舞台が立たなかったり、衣装が集まらなかったりしたら劇は完成しません。参加者の誰かが大けがをしても公演どころではありません。こういった事態を責任をもって未然に防ぐのが舞台監督の仕事であるともいえます。基本「未然」なので他人から気づかれることはありません。まさしく「縁の下の力持ち」といったところです。

では、舞台監督のどんな瞬間が楽しいのか?1つは自分の想像したとおりに物事が運んだときだと思います。もう1つは自分が多数の人間を指揮して自分ひとりじゃ到底できないことを成せたときです。これらのとき、この上ない達成感と爽快感を得られます。あの瞬間が本当に楽しいです。是非皆さんもケッペキでチャレンジしてみてください。


企画責任

企画を立ち上げ、運営するのが企画責任です。

面白い劇を楽しく作ってもらうにはどうすべきかを考え、全体会議を開いたりわいわい楽しめるイベントを開催したりします。企画が終わる頃にはものすごい達成感があり、参加者みんなと仲良くなれる、やりがいのある役職です。

企責は演出や舞台監督と共に「三役」と呼ばれ、責任の重い立場ですが、この3人だけでは劇は上演できません。

たくさんの参加者にどれだけ楽しく気持ちよく動いてもらうか、つまり「参加者ファースト」の気持ちで行動できる人が、企責に向いていると私は思います。