Kentaro Kutsukake

データサイエンスとは「データを通して科学と向き合う」こと

 結晶成長と結晶評価の研究者であった私は、約7年前からそれまで全く縁のなかったデータサイエンス応用の研究を始め、試行錯誤の文字通り、様々な失敗を重ねてきました。その中でわかったことは、データサイエンスは「データを通して科学と向き合う」ことです。データサイエンスのわかりやすい恩恵は、効率化や最適化でとても有益ですが、とかく「サイエンスがない」と言われがちです。しかし、特にデータが少ない場合は、ノイズの起源も含めてデータ起源のサイエンスに立ち入った解析・考察をしなければ、満足な効率化や最適化はできません。このことは、その系のサイエンスを研究することに他なりませんし、そのためには、データサイエンス応用のための新しいサイエンスも必要です。私は、このようなデータ科学の応用サイエンスを研究しています。

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