住宅取得後にファイナンシャルプランナーの3級、2級の資格を取得しました。
時間に余裕の取れる方は、住宅取得前に関連する部分だけでも、関連本に目を通した方が良いかもしれません。
3級・2級ともに、amazonで売れ筋の解説本と問題集各1冊の自習で、資格取得には十分でした。
(制度や税率変更などで以下の記載が当てはまらないこともあることにご注意下さい。)
◆住宅ローンの総額は?
①年収から計算。目安:年間返済額の割合は年収(源泉徴収票で言うところの支払い総額)の概ね25%以下が目安のようです。
②月々の返済額から計算。現在の家賃などを参考に月の返済額を想定する。
注意点:住宅に関連する支出は住宅ローンの返済だけでなく、マンションであれば積立金・共益費、一戸建てであれば長期保守費用が必要なことを忘れないようにして下さい。 固定資産税・火災保険も必要です。
◆住宅ローン減税と繰り上げ返済(住宅ローン減税適応中)
住宅ローン減税は、借入残額の1%(最大40万円or50万円)です。住宅ローン減税は所得控除でなく税額控除ですので、借入残額の1%(最大40万円or50万円)が支払う税金から減額されます。
現在の住宅ローン金利が年利0.5%程度の低金利状態においては、住宅ローン減税適応中は繰り上げ返済せずに借入額を残して、住宅ローン減税をより多く受け取った方が有利です。
◆住宅ローン減税期間終了後の繰り上げ返済
出来るだけ借金は早く無くしたいですね。
けれど、手持ちの現金が底をつくような繰り上げ返済にはリスクが伴うので注意して下さい。
殆どの方が「団体信用生命保険」に加入しているはずですので、ある意味、残債相当額の死亡保険に入っているようなものです。
「残債相当額の死亡保険に加入する時に必要な保険料>住宅ローンの金利分」の状態であれば繰り上げ返済せずに安めの生命保険料を払っていると考えるのも一つの方法です。
くれぐれも手持ちの現金が底を付かないように注意しましょう。人生なにがあるかわかりません。