1988年生まれ。パーソナルトレーナー。マシンメーカー勤務・運動指導歴14年。NESTA PFT取得。左半身麻痺者。
2005年、部活中の脳震盪から脳内に嚢胞が見つかる。2010年にスポーツトレーナーの専門学校卒業後、2014年あたりから麻痺症状を自覚。診断名がつかず、現在も経過観察中。より良い生活が送れるよう、日々模索している。
「歩くこと」が生涯テーマ。趣味は下駄散歩。
はじめまして。
川畑亮輔と申します。
スタジオ カワ坊のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
「障害者」と「健常者」について考えることがあります。
私には、左半身麻痺があり、歩行障害があります。(障害者)
脳の経過観察中で、診断名がなく、障害者手帳を所持していません。(健常者)
「障害者」なんだけど、はたからみるととそれほど障害があるようには見えない。
「健常者」なんだけど、よく見るとなんだか動きが変。
そんな「グレーゾーン」を生きています。
決して、お情けが欲しいわけではありません。
世の中には、そんな表には出しずらい、出にくい、
困りごとを抱えた人がいらっしゃるのではないかと感じます。
自身のリハビリをしていて、人の動きをよく観察するようになりました。
すると、
足を引きずって歩いている人
物凄い靴音を立てて階段を上っている人
腰に手をあてながら歩いている人
つらそうな方をたくさん見かけます。
しかし、日々に追われてそれどころではなさそうで、後姿がとても心配です。
そんな皆さんは、
「健常者?」それとも「障害者?」
本当はそんな肩書はどちらでも良いのです。
筋肉をつける、持久力をつけるなど、ないものを足そうとすることは、
それなりの労力がかかり、なかなか大変です。
あれができない、これもできないとないものばかりに目がいくと、
どんどん気持ちが塞ぎ込みがちになります。
それよりも、これができた、あれもできると、小さなことでもできることに目を向けると、体の機能がどんどん好転していきます。
私は、そのようにして麻痺と向き合い続けることができています。
肉体を大きく改造するのではなく、今ある状態をより使いやすく、
健康に生活できるようなサポートをさせてください。