マンリョウウミウシ

Carminodoris armata Baba, 1993

レア度:たまに見られる

形態:全長15㎝になる大型のウミウシ。背面は大きないぼ状の突起に覆われており、足つぼを押す健康グッズに似ている。赤褐色だが、虫食い状に濃い部分と薄い部分がある。角は土筆のように太く、おしりの二次鰓はくしゃくしゃになっている。ヤマトウミウシはよく似るが、突起が全体的に小さく、色も赤みがない

生息域:日本各地に分布し、潮間帯から水深20mの砂底に生息する。葛登支では石をめくるとたまについている。

生態:うねったリボンのような卵塊を渦巻き状に産み付ける。画像検索すると黄色い卵塊の写真がヒットするが、飼育中に産み付けた卵塊は白かった。本種もカイメンを食べるようだが、卵塊の色は餌の色と関係あるかもしれない。

その他:植物のマンリョウを冠する、縁起のよい生き物である。でも、ちょっと気持ち悪い。センリョウウミウシ C. bifurcata Baba, 1993 という仲間もいる。

2018年12月 山上歩くスピードがかなりはやい。
2019年8月 山上アメフラシと一緒に。この個体は15㎝もあった。
2016年10月@江差、かもめ島 大友かわいい?後ろ姿
2019年8月 今井
2021年9月20日 藤本乾いたモップみたいに落ちてた。この後息を吹き返した
2021年9月20日 藤本腹面
2021年9月20日 藤本お口が見える