ヒメハゼ

Favonigobius gymnauchen (Bleeker, 1860)

レア度:たまに見られる

形態:アゴハゼに比べると体はずっと細長く、頭が大きくやや尖る。体側に5個のぼやけた黒色斑が並ぶことが特徴。尾鰭はひし形に近く、背鰭と尾鰭には赤い斑点が並ぶ。オスの第1背鰭の第2棘条は伸長する。体色は灰色~淡い茶色までよく変化し、特に顔の下部は黒くなることもある。ヒメハゼ属 Favonigobius には多くの未記載種がいるらしい。

生息域:葛登支では、低潮線の波打ち際、やや粗い砂底のエリアでアゴハゼ採集をしているときに混獲された。北海道以南に分布する。

生態:

その他:「あまり」水産的価値はないらしい。基本的に臭みはなく、骨も気になるほどではないらしいため、大きめの個体は素揚げや天ぷらにしたらいけるかもしれない。

2020年10月 大友
2020年10月 大友
2020年10月 大友
2016年8月7日 りった