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Tetrastemma vermiculus
レア度：たまに見られる？
形態：伸びているときで、全長1.5㎝くらい。体は全体に乳白色。頭部には2対の眼と、前後の眼の間を結ぶような茶褐色の模様がある。カオナシ。頭溝ははっきりと切れ込んでいる。
生息域：葛登支では、石灰藻をソーティングするとたまに出現する？
生態：
その他：特に本種や Tetrastemma melanocephalum のような、「体が乳白色で、頭部の褐色の模様で見分けるヒモムシの仲間」は、遺伝的に全く識別できないという報告がある（Strand & Sundberg, 2005）。つまり本種も、形態的に一致度が高いだけで、全く異なる種である可能性がある。
2020年12月 大友
2020年12月 大友
引用文献：
Strand, M. & Sundberg, P., 2005. Delimiting species in the hoplonemertean genus Tetrastemma (phylum Nemertea): morphology is not concordant with phylogeny as evidenced from mtDNA sequences. Biological Journal of the Linnean Society 86: 201-212.
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