ヒラムカデ

Grateloupia livida
(Harvey) Yamada, 1931

レア度:おそらく見られる(主に冬)

形態:藻体は膜質の線状で、先に行くほど細くなって先端が尖る。色は茶褐色から暗紅褐色。高さは15~30cmに達し、幅は1~2cmになる。ムカデノリが似た形態とされているが、本種はムカデノリに比べて枝がかなり少ないことで見分けることができる。

生息域:潮間帯の岩上に見られる。茂辺地漁港では、船着き場のスロープにツノマタに混じって生えている。

生態:11月~12月にかけて繁茂してくる。夏季も少し見られる。

その他:クロヘリアメフラシ がよく食べる海藻の1つ。採集するのであれば茂辺地漁港の船着き場のスロープがオススメ。しかしツノマタ と比較するとあまり生えていない。

2020年12月@茂辺地 小川