オカダワレカラ

Caprella okadai Arimoto, 1930

レア度:葛登支に生息するとのことだが、未確認

形態:成体のオスで体長1㎝程で、メスはそれよりもやや小さい。ホソワレカラよりも少し小さめ。頭部先端は丸く、他の体節にも棘はない。頭部以後の、第2~第5節までは、どれもだいたい同じくらいの長さ。第1触覚の長さは体長の半分以下で、第2触角の下側には剛毛が間隔をあけて生える。第2咬脚の第1節(胴体に一番近い節=”底節”)は短く、掌の部分(”前節”)は卵型。第3・4胸節に付属する鰓は細長い葉形で、根元で曲がって体と平行に近くなる。第6・7胸脚の”前節”に小さなかぎ状の棘(把握棘)はない。

生息域:

生態:

その他:恐らく、キタワレカラに表現型可塑性があり見間違えやすい。エラの湾曲や腹節の形などに注目して観察するとよい。

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