ハナザラコケムシ

Patinella radiata (Audouin, 1826)

レア度:いつでも見られる

形態:径は1㎝程度の、小型のコケムシ。表面に開く穴の一つ一つが個虫であり、集まって群体を形成している。全体にお皿を伏せたような形で、周縁は薄いシート状になっており、軽く上側に沿って基部から離れている。成熟すると中央付近が浅くへこみ、このへこみ部分が卵室となる。表面には、立ち上がった個虫がつくる列が放射状に並ぶ。生時は淡いすみれ色をしているが、死ぬとくすんだ白色になる。

生息域:日本全国の潮間帯でふつうにみられる。葛登支では平磯の小石の裏側によくついている。

生態:

その他:

2020年9月 大友
2020年8月 青木
2020年10月 りった
2021年2月 大友
2021年4月11日 りった
2021年11月6日 りったエゾアワビにつく