マツモ
Analipus japonicus (Harvey) Wynne, 1971
レア度:冬に見られる
形態:円柱状の枝葉を持ち、細長い。緑がかった褐色をしている。
生息域:潮間帯中部の岩上や貝の上に生息する。葛登支ではあまり波の当たらなそうな岸壁の高い位置に生息している。
生態:
その他:クロヘリアメフラシが食べる海藻の1つ。しかしウスバアオノリなどに比べると食べが悪い。岸壁の高い位置に自生していることからあまりかがんで採集することにならないので、比較的採集は楽かもしれない。潮位が高い冬季の日中の干潮時にも採集可能。フコイダンが含まれている。
2020年12月 小川
2020年12月 小川
クロヘリアメフラシに餌として与えた時の様子。右側の海藻がマツモだが、クロヘリアメフラシは左の赤いスジウスバノリの方がお好きなよう。
クロヘリアメフラシに餌として与えた時の様子。右側の海藻がマツモだが、クロヘリアメフラシは左の赤いスジウスバノリの方がお好きなよう。
2021年2月@茂辺地 大友