関西若手議員の会




 

関西若手議員の会は、39歳までに初当選した45歳以下の関西2府4県の市町村・府県議会議員で構成されています。

ご挨拶

 

 2020年から続いたコロナ禍での生活は私たちに大きな影響を与えました。

 この間、様々な行動が制限される中でも議員としての歩みは止めてはいけないという強い気持ちで、私たちは新しい議員活動のあり方を模索しながら活動を進めてまいりました。その結果、研修や会議のオンライン化によって時間や場所に縛られない自由な活動ができるようになり、昨年度は43名の新しい仲間を迎え入れることができ、現在過去最多の180名を超える会員が所属しています。


超党派の45歳以下の若手議員の強固なつながりによって、各地で行われている先進的な取り組みや革新的なアイディアが共有でき、各々の地域に還元される。その一連の流れこそが当会の魅力であり、強みとなっています。そしてコロナ禍から脱却したいまこそ、活動をさらに進化させるときだと考えています。


 最も現場に近い基礎自治体の議員だからできることがあるはずです。議会や政治の世界に若い世代が入るには、まだまだハードルがあるのは事実です。たとえ議員になったとしても、孤独な戦いをせざるをえない仲間もいます。議会議員として、それぞれの地域の特性が反映される中で議論し、合意形成を図ることは簡単なことではありません。政治の世界において、若さは必ずしも武器にはなりません。砂漠を緑にするが如くコツコツと苗を植え、水をやるような地道な活動を日々重ねる必要があり、当会での出会いや学びが厳しい環境におかれても「それでも」と踏ん張る原動力の一つとなることを願っています。


 人口減少・少子高齢化社会が与える影響は非常に大きく、日本を取り巻く環境は厳しさを増しています。未来を見通すことが難しいからこそ、若者が今まで以上に活躍することが求められるのではないでしょうか。


 社会を変えていくのはいつでも変わり者と言われた変革者たちです。

 私たちは基礎自治体議員の枠にとどまらず、国政、府県政、首長といった政治の世界で活躍する仲間や企業経営者、社会起業家といった民間のフィールドで活躍する仲間など多種多様な人材を輩出し続けています。


45歳という終わりがあるからこそできる全力の活動をともにしていきましょう。

そして、地域を、日本をより良くしていきましょう。

1年間よろしくお願いします。


2023年度 会長 浅山 誠一

【活動スローガン】

「 縁を紡ぐ 」

1.地域を越えて絆を深めよう

2.若手らしく時代の潮流を捉えよう

3.若手議員の当たり前を言語化しよう


【活動テーマ】

・地域を越えて会員の絆を深め、切磋琢磨できる関係に ・若手地方議員の当たり前を言語化する


【活動目標】

(1)議員としての見識を深める研修会の実施

 二元代表制の一翼を担う地方議員として、社会や地域の課題を解決するために必要な知識や能力を得るための研修会を開催し、研鑽に努めます。


(2)各々の活動をいつでもBPRできるようにする

 多くの若手議員は日々の活動に迷いながらも必死に前を向いて頑張っています。そのような若手議員の活動の道標となるように、若手地方議員の当たり前を言語化し、横展開します。


(3)切磋琢磨しあう関係性の構築と会員拡大

 統一地方選挙のあった昨年度、関西ブロックでは新たに40人を超える仲間を迎え入れることができました。党派や地域を越えて刺激しあう仲間を作れることが本会の一番の魅力であると信じ、コロナ禍で減少していた会員交流を促進すると共に、会員拡大に努めます。