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はじめてのタブレット講習

GIGAスクール構想で整備された、一人一台のタブレット端末。今まで、パソコン室に据え置きだった児童用パソコンとはちょっと違う注意点があります。今までタブレット端末のサポートをしてきたICT支援員さんたちの知恵袋、大切に使うための『はじめてのタブレット』講習についてご紹介します。

はじめてのタブレット 大切に使うためのポイント

保管庫から、タブレット端末を取り出すとき

一番はじめにタブレットに触れるのは「保管庫から取り出すとき」ですよね。その時に伝えて欲しい大切なポイント。

  1. すこし引き出す(取り出しやすい位置に持ってくる)

  2. ケーブルの根本をつかんで外す

取り出すだけなのに『教える必要ある?』と思う方もいるかもしれませんが、充電ケーブルの破損はとても多いのです。

運ぶときの合言葉は『赤ちゃんだっこ』

保管庫から安全に自分の席まで運ぶポイントは、

  • おなかにつける

  • おしりをつかむ

  • よこをささえる

低学年の児童でも上手に持ち運べる『赤ちゃんだっこ』です。まずは先生がお手本になってくださいね。

かならず机の上で開こう

普段使いに慣れてくると、「つい」歩きながら電源を入れたり、モニターを開きがちになります。

はじめに机の上でひらく約束にしておきましょう。

モニターが閉じているときと、開いているとき、落下ダメージの違いはかんたんに想像できますよね。

あと、ノートの上に置くのもキケンですよ。

ログインしよう(2回目から)

一人一台の端末で出てきた問題。それは、他の子の端末の取違い。

以前ログインされていたアカウント名や端末に貼ってあるシールなどを頼りに、自分の端末かどうか確認してから、ログインしよう。

アカウントとパスワードの管理方法については、先生と相談して決めましょう。

*初回ログインについては、自治体のポリシーによって差が大きいので割愛させていただきました

*iPadの取違い対策にオススメ

背景画像を出席番号などに設定しておく。

使わないときは、「モニターを閉じる」を習慣にしよう

教室の机で日常的に使い始めると、モニターを開いたままでノートや教科書を開こうと、机の奥にずらして落下!というケースが。

授業時間内でも先生の話を聞くときや、ノートに書きこむ際には「モニターを閉じる」を習慣にしておきたいですね。

モニターを閉じてスリープ状態にしておくと、バッテリーの節約にも。

シャットダウン(Windows10、Chromebook、iPad)

自治体の運用ポリシーとして、シャットダウンさせない運用をすることもあるそうです。

一般的なシャットダウンの手順を載せさせていただきました。

保管庫に、片づけるとき

充電ケーブルをズルズル長く伸ばしてしまうと、片づけるときにおこる「充電ケーブル迷子」。

出すときと同じ手順で、

  1. 途中まで入れる

  2. 電源を差す

  3. 奥まで入れる

整頓されていると、次に使う時に取り出しやすいですよ。

(壊さないように)大切に扱うための工夫

この資料は、ICT支援員さんたちが現場で出会った「ヒヤリ」経験から、大切に使って欲しいという思いを込めて作成したものです。

子どもたちに指導する際には、カメラの使い方や注意点・インターネット検索などについての資料を付け加えたり、2回に分けて丁寧に解説することもあります。

赤ちゃん抱っこ」については、1年生や低学年の支援級のお子さんたちでも安心して運ぶことができ、身体の大きくなってきている中学生でもすれ違うときにぶつからないと本人たちも納得の合言葉になっています。

資料の活用方法について

スライド資料の活用方法

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新しいサイトでは、そのまま必要な画像をクリックするだけで「はじめてのタブレット」講習を行うことができます。

どうぞご活用下さい。

『赤ちゃんだっこ』のイラストのご利用に関して

この『赤ちゃんだっこ』のイラストはかんがえる社長の五十嵐さんが描いたものです。

学校で自由に使って下さいとのことです。

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