1.蛍光プローブの開発

生きている細胞や組織における動的な生命現象をリアルタイムに観察する手法として、標的の生体分子と反応または結合するとその蛍光特性が大きく変化する機能性蛍光色素「蛍光プローブ」を活用した蛍光イメージングが汎用されています。私たちの研究室では、このような蛍光プローブを精密に分子設計することで、従来法を凌駕する性能での蛍光イメージングを達成し得る新しい機能を持つオリジナル蛍光プローブの開発に取り組んでいます。

2.ラマンプローブの開発

光で分子振動を検出するラマンイメージング法は、蛍光法と比べて多数の標的分子を同時検出できる手法として注目を集めています。私たちの研究室では、蛍光プローブ開発で培ってきた分子設計のノウハウを活用生体分子の機能構造を多重で可視化するための新しい機能性ラマンイメージングプローブの開発に取り組んでいます。

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