企画展
日時
※企画1は7/30の1日のみ
日頃の学びを、レポートや論文というカタチではなく、別のやり方でも表現して欲しいと思うようになりました。いや、学びに限らず、今の若い世代が、世界をどういう視線で眺めているのか、それを残していきたいと、ふと思ったんです。
ただ、それ以前に、自分で「表現してみよう」と思ったことがないと、何を見ているのか、見ようとしているのかすら、自分でも分からないんだろうとも思うんです。目には映っていても、誰しも、いつまでも。
明確な企画趣旨を書いてしまうと、見えかたが定まってしまうので、このへんで...
-------------------------------------------------------------------------------
ここまでは、2022年の企画の際に書いたことなのですが、今も同じ気持ちでおります。
昨年度は、大学入学時にコロナ禍が始まった学年の卒業を見届けました。ということは、現在在学している学生たちは、コロナ禍で高校時代を過ごした人々である、ということに気が付きます。実はそのことを、つい最近まで意識していませんでした。
僕自身が歳を重ねて若者との距離が遠くなっただけ、デジタルデバイスが発達して普及しただけ、単にそれなりの時間が経過しただけ(時代が変わるのは必然)、などなど、いろいろな可能性はもちろんありますが、世界の見方と行動原理がこれまでとは異なる世代になっているのではないかと、ここのところ感じています。
1つの企画では、学生がその趣旨文で「日頃接点のない学生と教員」という旨のことを書いています。本学部では2023年度に立場を越えて学生と教職員が交流するための場として、ラーニング・コモンズを開設しました。今年度はこのラーニング・コモンズにおいて、2つの企画を2日間だけ行います。それら企画を通して、学生と教員という異なる立場の視点を行ったり来たりすることを狙っいます。我々はおそらく、互いに互いの見えかたがわからない。どのように見えているかを知るために、視点移動をしたいと思います。
2024年度の内容を一部公開しました(2024.07.12)
日頃接点のない学生や教員は普段どのような日常をすごしているのか?
最近話題のリアルな日常を共有するアプリ「BeReal」にのっとり、学生や教員の「リアル」を共有する「リアル展」を開催します。
大学教員や学生の飾らない「リアル」な姿をのぞくもよし、自分の「リアル」を展示するもよし、展示作品にコメントを残すもよし。参加方法はさまざまです。このイベントをきっかけに関わることのなかった人との交流がうまれると幸いです。
大学生活は、誰もが経験する数々の“失敗談”の宝庫です。
サークル活動で挫折、人前でプレゼン失敗…そんな失敗談は、日々共有されずに埋もれていきがちです。しかし、そんな失敗談から勇気をもらえたり、学生や教員の相互理解が生まれたりするはず!
そこで、「リベンジオブガチャ」が誕生しました。
リベンジオブガチャは、学生と教員のリアルな失敗談とそれをどう乗り越えたかをステッカーにし、ランダムに排出します。
学生や教員が日々の失敗にどう“リベンジ”したのかを知ることで、これからの大学生活の悩みを乗り越える手助けになればと思います!
ステッカーは会場に設置したガチャガチャで排出します。
鹿児島大学法文学部の科目群・法文アドバンスト科目として開講されている授業です。アクティブ・ゼミではこれまでに、授業をワークショップ形式で行い、行政と連携したフリーペーパーの企画・編集などの情報発信を行ってきました。2022年からは、展示やイベント企画を通して表現方法を探究します。