Windows でバッチ処理, コマンドプロンプト
cmd.exe
cmd.exeはCOMMAND.COMと比べ、相当に機能向上が図られている。たとえばパス名補完(Windows XP以前は設定が必要)やsetコマンドでの計算などの機能が追加されている。その一方でエスケープシーケンスのように削られた機能もある(アプリケーションソフトウェアはWindows APIに移行しなければならない)。
cmd.exeは後継となるWindows PowerShellに置き換えられる。ただし、互換性のために残される予定となっている。
Windows Power Shell
Windows PowerShell - Wikipedia
Windows XP、Windows Vista、Windows 7 に対応しており、Windows 7 では標準で含まれている。
マイクロソフトによるオペレーティングシステムには、MS-DOSからWindowsに至るまで、どのバージョンにもコマンドラインツールが付属した。それは、かつてはCOMMAND.COM
であり、Microsoft Windows NT ベースの製品においては cmd.exe
であった。これらのツールは、GUIで提供されるような管理機能の自動化や再利用に必ずしも長けているとは言えなかった。これはコマンドライン内の制限によるものであり、マイクロソフトが高品質なコマンドラインツールを提供しなかったためでもあった。
マイクロソフトは、コマンドラインツールの短所を補うものとして、1998年、Windows 98 で Windows Script Host (WSH) を提供した。これは様々なスクリプト言語を実装するための新しいソフトウェアであった。しかし、WSHはシェルに統合されていないという欠点があり、ドキュメントも非常に使いにくいものだった。また、WSHの持つセキュリティ上の欠陥をつくコンピュータウイルスがいくつか出現したため、システム上の脆弱性とみなされたこともあり、広く普及するには至らなかった。
Windowsスクリプティング環境比較:PowerShell vs WSH - @IT
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