今年度は “日本新劇俳優協会フェスティバル 2025” として、外部から先生をお招きしご講演いただく『お話を聞く会』また、2 つの企画による『リーディング 2025』を開催いたします
●日 時
9 月 27日 (土) 13:00~14:45 リーディング公演 15:00~16:30 お話を聞く会
●会 場
東京大学駒場キャンパス 18 号館ホール
目黑区駒場 3-8-1(京王井の頭線 駒場東大前下車 東口) 注:大学構内への入退構は、『正門』から行なってください
●参加費 会員・非会員共に無料
◆リーディング 2025 会員より出演者を募集し、ふたつの作品のリーディング公演を行います
1)『聴耳頭巾』:企画/演出 飯原道代さん(ナラティブシアター土の子代表・当協会会員)
2) お話を聞く会コラボ企画『リア王の悲劇』:企画/進行 ⻤頭典子さん(文学座・当協会会員) 協力 河合祥一郎先生 ゲスト 田代隆秀さん(シェイクスピアシアター出身・当協会会員)
◆お話を聞く会
講師 :河合祥一郎 先生 テーマ:「シェイクスピアとスタニスラフスキー・システムの相性の悪さについて」 昨年に引き続き、東京大学教授であり、『Kawai Project』を立ち上げ自ら新訳・作・演出を担当し 公演もされている河合祥一郎先生を講師にお招きし貴重なお話を伺います。
河合祥一郎 先生 プロフィール
1960 年生まれ。東京大学教授。元シェイクスピア協会会⻑、新国立劇場運営財団評議員。1981 年から 6 年間、利賀村世界演劇祭の通訳を務める。1997 年に東京大学より博士号、1999 年ケンブリッジ大学より Ph.D.取得。第 11 回小田島雄志・翻訳戯曲賞 特別賞受賞。2014 年に「Kawai Project」を立ち上げ、自ら新訳・演出を担当。2022 年 『ウィルを待ちながら』がシビウ国際演劇祭に招聘。
著書:『シェイクスピア〜人生劇場の達人』(中公新書)、『シェイクスピアの正体』(新潮文庫)、『謎解き「ハムレット」』(ちくま学芸文庫)、 『ハムレットは太っていた!』(白水社、サントリー学芸賞受賞)『シ ェイクスピア「ハムレット」』(NHK「100 分 de 名著」ブックス)、『あらすじで読むシェイクスピア』(祥伝社新書)ほか。角川文庫よりシェイクスピア新訳、『ポー 傑作選』、児童文学新訳などを刊行中。
戯曲:『国盗人』、『ANJIN〜イングリッシュ・サムライ』(家康と按針)(共同執筆)、『ウィルを待ちながら』、『悪い仲間』、文楽『不破留寿之太夫』
【 お話を聞く会 】【 リーディング 2025 】観覧について
●日時 9 月 27 日(土) 13:00〜14:45 リーディング公演 15:00〜16:30 お話を聞く会
●会場 東京大学駒場キャンパス 18 号館ホール 目黑区駒場 3-8-1(京王井の頭線 駒場東大前駅下車 東口)
●お申込方法 以下記載
●会員・非会員とも入場無料
●申込み期間 6 月 16 日(月)〜 定員になり次第受付終了 ※事務局までお問い合わせください
◉施設(会場)利用上の注意 大学構内の施設利用のため、大学の規約の遵守をお願いいたします(禁煙)
聴耳頭巾/村の⻑者 甚五兵衛の娘は重い病にふせっている。荷負いの藤六は、鳥や木の話す言葉 がわかる頭巾で、病の原因を突き止めた。湧水が人間の欲によって堰き止められたために、死ぬに 死ねず生きるに生きられなくなった楠の木の思いが、娘の上に降り積もっていたのだ... 木下順二は反戦平和を貫き、権力を批判する姿勢を持ち続けた劇作家です。その生き方があったか らこそ、⺠話劇のなかにも「人間がよりよく生きていこうとするちから」「人間がもっている叡智」 が随所にあらわされています。わたしたち新劇俳優の希望が、いまも木下順二作品の中に光ってい るのではないか。声とことば。打楽器。素朴なハミング歌。を全員で使って立ち上げて行きます。 (飯原道代さん)
フェスティバルで開催される「河合祥一郎先生のお話を聞く会」とのコラボ企画です。シェイクス ピアシアター出身で当協会の会員でもあり、読売演劇賞優秀男優賞も受賞されている田代隆秀さん をリア役に据え、感情を中心としたドラマではなく、音による音楽的作品として探求してみたいと 思います。シェイクスピア作品に馴染みがある方も無い方も、田代さんと一緒に声に出して読んで みたい役者さんは奮ってご応募ください。(⻤頭典子さん)
1.「聴耳頭巾」 8 月下旬〜本番までの間に 8 回程度 昼夜混合 応相談 10 名
2.「リア王の悲劇」 8 月下旬 1-2 回(配役決め) 9/10〜26 10 回程度 昼夜混合 12 名
*いずれも都内にて 稽古日程、稽古場などの詳細はご出演の方に後日お知らせいたします
9 月 27 日(土)13:00〜14:45 (10:20 より場当たり)
○申込期間
6 月 16 日(月)〜 7月 22 日(火) ※締切後は事務局までお問合せください
○各回定員
上記のとおり
○申込資格
会員のみ 公演当日に場当たり含めご参加いただける方 ※稽古参加は出来る限りで可
○エントリー
1 人 1 公演のみ
◆◆ 申込み方法 ◆◆ (出演エントリー・観覧希望ともに)
日本新劇俳優協会事務局まで【電話・メール】のいずれかにて各申込期間内にお申し込みください。その際、連絡のとれる電話番号を必ずお伝えください。後日こちらから確認のお電話をいたします。出演決定の方には台本、企画者からのメッセージなどをお送りいたします。
日本新劇俳優協会 事務局 電話 03-3746-8707 メール shingeki@jtaa.info
今年度は 2つの WS を企画いたしました。皆さまのご参加をお待ちしております!
1.「新劇俳優のための超実践的 映像ワークショップ」
一昨年、有志による勉強会にて開催しました「山本透監督の映像ワークショップ」の第二回を協会企画の ワークショップとして開催いたします。
映像の現場で好まれる演技とは?舞台演技と映像演技の根本的な違いとは? 参加者の年齢層に合わせて書き下ろされたオリジナル台本を用いて、映像の現場ですぐ役立つヒントが 満載の超実践的なワークショップ。当日監督が撮影した参加者本人の演技動画を持ち帰り、ご自身で振 り返りの復習をしていただけます。監督の目に留まった俳優は監督作品への起用あり。実績多数。
◆講師 山本透
TV 番組製作会社勤務を経てフリーランスの助監督になる。以後、ドラマや映画など多数の作品作りに 関わり、山崎貴、利重剛、平山秀幸、中村義洋などの助監督として活躍。
「キズモモ。」(2008 年)で長編映画監督デビュー。大泉洋と麻生久美子を主演に起用した「グッモー エビアン!」(2012 年)で知名度を上げた。監督業・脚本執筆の傍ら手がけるワークショップでは、年 間延べ 1000 人を指導。その実践的なワークショップに定評がある。 <主な作品>企画・脚本・演出「有り、触れた、未来」、脚本「ブレイブ-群青戦記-」 脚本・監督「九月の恋と出会うまで」「猫なんかよんでもこない。」「探検隊の栄光」「グッモーエビアン!」 <TVドラマ演出>WOWOW「ドラフトキング」、NHK「タリオ 復讐代行の2人」、MBS「REAL⇔FAKE」 2nd Stage、「都立水商!~令和~」ほか
2.「新劇俳優のためのインプロ入門」
台本通りでないと喋れない!アドリブが苦手!オーディションで自由に演じてと言われて困った! そんな経験はありませんか? 何百種類とも言われるインプロゲームを主体としたワークで、楽しく笑って頭を柔軟にし、失敗を恐れ ずその瞬間に生きる即興力を身につける講座です。
【インプロとは?】 Improvisation(即興)の略。ここでは即興演劇の意味として扱います。元々は欧米で俳優のトレーニ ングとして開発されたものですが、応用力、発想力、コミュニーション力が鍛えられる効果が認められ て、教育の現場や企業研修などにも取り入れられています。
◆講師 大浦 さやか(当協会会員 即興歌劇団ハイスピリッツ代表) 女優・脚本・演出・インプロ(即興劇)歴 25 年、女優歴 30 年 即興劇、台本芝居、映画などの女優として活動。即興劇団「impromotive」主宰を 12 年務める。セル フプロデュース公演 50 作品以上、外部ショー出演 500 ステージ、女優として 40 作品以上に出演。日 本では珍しい「即興を交えた脚本」を書き、演出も手がけ自らも舞台に立ち活動している。講師として は、インプロワークショップ、インプロを活用した企業研修・ワークショップ、教育機関での演劇指導、 勾玉セラピーなどの講師・インストラクターの活動を行なっている。
○開催日時 2025 年 8 月 30 日(土)13:00~19:00
○会場 参加される方へ後日お知らせいたします
○定員 30名
○参加資格 会員・非会員ともに可 *お申込みが定員を超えた場合は会員の方を優先とさせていただきます ○参加費 会員 2,000 円 非会員 5,000 円(当日払い)
【動画共有に関して】 このワークショップは監督が演技をご参加の方のスマートフォンなどで動画撮影し、グループ内で共有 しお持ち帰りいただきます。ご参加の方はご自身でデータ通信可能な方(データのやりとりができる方) を推奨いたします
○開催日時 ① 2025年10月6日(月)・7日(火) ② 2025年10月18日(土)・19日(日) いずれも 14:00~16:00
○会場 参加される方へ後日お知らせいたします
○定員 各回 30 名(先着順)
○参加資格 当協会会員のみ *連続した2日間のどちらも参加可能な方 ○参加費 2日間(連続)で 2,000 円(当日払い)
【募集期間】 2025年8月1日~9月16日
◆◆ 申込み方法 ◆◆
お電話またはメールにて日本新劇俳優協会 事務局まで以下をお知らせください
・お名前
・連絡先(連絡のとれる電話番号、メールアドレス)
・どのWSに参加希望か
【日本新劇俳優協会 事務局 TEL/FAX 03-3746-8707 E-mail shingeki@jtaa.info 】
不在の場合は留守番電話にワークショップ申込み希望とお名前、連絡先をメッセージでお残しください 折り返しご連絡させていただきます。注:映像ワークショップをお申込みの方は、年齢もお伺いします。ご了承ください
以前より取り組んできた「詩と朗読MiniFestival」「お話を聞く会」「映写会」を統合し、2015年からは「日本新劇俳優協会フェスティバル」を開催しています。
2024年9月4日(水)東京大学 駒場キャンパス18号館ホール
<第一部> リーディング2024 13:00〜14:45
1.『戦争は女の顔をしていない』
企画/演出 谷田川さほ 演出補 鵜澤秀行
2.『ガザ・モノローグ』パレスチナの声なき声に
企画/演出 志賀澤子
<第二部> お話を聞く会 15:00〜16:30
講師 河合祥一郎 東京大学教授
テーマ
「シェイクスピアの台詞のリズムについて」
「サミュエル・ベケットの戯曲『ゴドーを待ちながら』は不条理じゃないことについて」
『お話を聞く会』 『台本読み合わせの会 報告会』 2023
◆台本読み合わせの会 報告会
志賀澤子さんリーダーの『コーカサスの白墨の輪』、平田朝音さんリーダーの『絢爛とか爛漫とか』 にご参加いただいた皆さんによる報告会です。
◆お話を聞く会
報告会に引き続き、劇団俳優座代表の岩崎加根子さんにお越しいただき、貴重なお話を伺います。
10 月 23 日(月)
13:00〜14:00 : 報告会
14:30〜16:00 : お話を聞く会
『台本読み合わせの会 』 2023
昨年も好評いただきました『台本読み合わせの会』。今年はお二人のリーダーの方を中心に、昨年より日程を各リーダーにつき 2 日間に拡大して開催いたします。また、今回は読み合わせの様子を全日程無料にて公開いたします。この機会に観覧のみでも参加していただき、ぜひ様々な作品を知り、深め、交流の場としていただければと考えております。また 10 月 23 日に行われる『お話を聞く会』に合わせて『台本読み合わせの会 報告会』もございます。
① 10月2日(月) 10月3日(火)
13:00~16:00
平田朝音さん (俳優座)
◉飯島早苗 作 『絢爛とか爛漫とか』
◉時は昭和の初め、文士を目指す四人の若者たちの其々の葛藤を描く
② 10月10日(火) 10月18日(水)
13:00~17:00
志賀澤子さん (東京演劇アンサンブル)
◉ブレヒト作 広渡常敏 脚本 『コーカサスの白墨の輪』
◉ブレヒトの異化効果とは何か、何故その演劇論が創りだされたのか
<会場> 青年座 稽古場
<日時> 2019年12月14日・15日
1 会員応募による作品発表
出演/ 喜多 道枝 (フリー)
木利屋 紗保 (フリー)
沢柳 廸子 (俳協)
宝井 琴嶺 (フリー)
中川 滋 (北村塾)
米川 味子 (フリー)
2 協会企画の上演
『 ワーニャ伯父さん 』
当協会理事・文学座の大滝寛さんの演出でチェーホフの「ワーニャ伯父さん」を取り上げます。 チェーホフ自身によって「田園生活戯曲」と銘打たれたこの作品は 1899 年にモスクワ芸術座で初演され ました。年老いた大学教授の田舎の領地を舞台に、教授がこの領地を売りに出す提案をすることで引き起 こされる騒動を、チェーホフ独特の筆致で描いています。本作はこの「ワーニャ伯父さん」を再構成し、 「素踊り」ならぬ「素劇」として上演します。
作/ アントン・チェーホフ
訳/ 神西 清
演出/ 大滝 寛
出演/ 天本 メイ (スタジオ HaNaBi)
井上 倫宏 (演劇集団 円)
神 由紀子 (朱の会)
日下 範子 (フリー)
志賀 澤子 (東京演劇アンサンブル)
高瀬 哲朗 (文学座)
高橋 克明 (文学座)
瀧本 珠貴 (宝井プロジェクト)
田中 紀久子 (フリー)
戸室 加寿子 (フリー)
中村 彰男 (文学座)
谷田川 さほ (銅鑼)
ギター演奏/ 外山 誠二 (文学座)
<会場> ブレヒトの芝居小屋
<日時> 2018年11月22日・23日
★ 水谷内助義さんのお話を聞く会
1 会員応募による作品発表
出演/ 泉川 真理 (フリー)
岸野 佑香 (民藝)
木村 秀代 (フリー)
沢柳 廸子 (俳協)
米川 味子 (フリー)
2 協会企画『ぼく自身のうた』の上演
『ぼく自身のうた』
1990年代、「松竹大船撮影所」の跡地に近い喫茶室。嵐の日に逃げ込んできた老婦人、ついで現れた謎の男性、二人は 「鎌倉アカデミア」の同級生だった。「鎌倉アカデミア」は、敗戦後に「民主的」な教育を掲げて誕生した学校。文学科 や演劇科では千田是也氏らが教鞭をとり、後に教え子たちは新劇界でも活躍した。しかし、存在したのはわずか4年半。 なぜ、アカデミアは閉校したのか? 男が鎌倉に来た理由とは? いくつもの謎を巡って喫茶室は大混乱に陥る。
作/ 有吉朝子(劇団劇作家)
演出/ 志賀澤子
出演/ <一部ダブルキャストA・B>
神 由紀子 A(朱の会)
佐野 百合子 (劇団演劇倶楽部)
志賀 澤子 (東京演劇アンサンブル)
渋沢 やこ (フリー)
菅原 修子 B(青年劇場)
瀧本 珠貴 (宝井プロジェクト)
田中 紀久子 (フリー)
俵 一 (フリー)
二宮 聡 A(ピープルシアター)
原野 寛之 B(東演)
<会場> ブレヒトの芝居小屋
<日時> 2017年12月18日・19日
★ 津嘉山 正種さんのお話を聞く会
1 会員応募による作品発表
出演/ 春日亀 千尋・松永 麻里(The 30's)
木利屋 紗保 (フリー)
守屋 瑠美 (フリー)
2 協会企画 立体朗読 『買出し』 の上演
立体朗読 『買出し』
作/ 永井 荷風
構成・演出/ 鵜澤 秀行 (文学座)
出演/ 池田 舞 (仲間)
梶野 稔 (民藝)
神 由紀子 (朱の会)
鬼頭 典子 (文学座)
木村 秀代 (フリー)
酒井 康行 (舞夢プロ)
佐野 百合子(劇団演劇倶楽部)
志賀 澤子(東京演劇アンサンブル)
菅原 修子 (青年劇場)
田浦 環 (フリー)
瀧本 珠貴 (宝井プロジェクト)
戸室 加寿子(フリー)
萩原 萠 (新人会)
谷田川 さほ(銅鑼)
吉本 選江 (青年座)
<会場> ブレヒトの芝居小屋
<日時> 2016年10月11日・12日
★ 西川信廣さんのお話を聞く会
1 会員応募者による作品発表
出演/ 沢柳 廸子 (俳協)
関根 絹代 (フリー)
田浦 環 (フリー)
守屋 瑠美 (フリー)
ラッキー・ドラゴン一座
飯原 道代 (フリー)
酒井 康行 (舞夢プロ)
新堂 雅之 (フリー)
高橋 素子 (フリー)
堀 光太郎 (フリー)
湯田 亜希 (伴奏)
2 協会企画『唐人お吉の神話』の上演
『唐人お吉の神話~ブレヒト「下田のユーディット」・山本有三「女人哀史」より~』
幕末1856年、アメリカの初代日本総領事に就任したハリス。芸者お吉は、ハリスの世話役として心ならずも下田の領事館に送られる。お吉は病に苦しむハリスに、国禁を破って牛乳を飲ませるなどして心を込めた看病をする。献身的な働きにも関わらず「異人に通じた女」として偏見にさらされ、その後「唐人お吉」と疎まれ続けた一生を送る。このお吉物語を、山本有三は「女人哀詞で描き、さらにブレヒトは「下田のユーディット」で新聞記者・ジャーナリスト・文学者・学者などを登場させ劇中劇として構成した。
構成・演出/ 志賀 澤子
音楽/ 内藤 正彦
舞台監督/ 村雲 龍一
出演/ 青山 眉子 (俳優座)
神山 寛 (俳優座)
神 由紀子 (朱の会)
酒井 美智子 (文化座)
酒井 康行 (舞夢プロ)
志賀 澤子 (東京演劇アンサンブル)
中村 真由美 (銅鑼)
萩原 萠 (新人会)
森 一 (俳優座)
谷田川 さほ (銅鑼)
吉本 選江 (青年座)
<会場> 北沢タウンホール スカイサロン
<日時> 2015年8月26日・27日
★ 映写会 劇映画「沖縄」
★ お話を聞く会 劇映画「沖縄」を鑑賞して(佐々木愛さん)
1 会員応募による作品発表
出演/ 岡本 るい (フリー)
金子 幸枝 (銅鑼)
木村 秀代 (フリー)
田浦 環 (フリー)
戸谷 友 (民藝)
守屋 瑠美 (フリー)
米川 味子 (フリー)
2 協会企画『君死にたもうことなかれのオペラ』の上演
『君死にたもうことなかれのオペラ』
与謝野晶子の詩「君死にたもうことなかれ」を女性作家の先駆けである吉田隆子がオペラにしようとした物語。堺の老舗和菓子屋の娘、鳳晶子は和歌作りに才能を発揮する。師の鉄幹を慕い、悩んだ末に上京し鉄幹と結婚する。日露戦争が激しくなり弟にも召集令状が届く。晶子は弟の無事を願う真心を詩に込め発表するが、その詩には非難の声も。一方、吉田隆子は太平洋戦争時の苦しい経験から反戦的だと読まれなくなっていた「君死にたもうことなかれ」をもとにオペラとして発表しようとするが、病に倒れ未完となる。吉田と明子の生と性が力強く重なる。
原作/ 吉田隆子
上演台本/ 志賀澤子・原田佳夏
演出/ 志賀澤子
出演/ 青山 眉子 (俳優座)
石田 賢一朗(現代)
遠藤 剛 (俳優座)
おぎの きみこ (フリー)
日下 範子 (フリー)
酒井 康行 (舞夢プロ)
佐藤 アズサ (東京芸術座)
沢柳 廸子 (俳協)
志賀 澤子(東京演劇アンサンブル)
柴田 愛奈 (銅鑼)
永野 和宏 (新人会)
別府 康子 (民藝)
谷田川 さほ (銅鑼)
吉本 選江 (青年座)
当協会会員の出演者による発表の場で、作品は詩・小説や芝居の一部・落語・講談・語り芸など自由な演目が上演されます。会を追う毎に幅広い朗読者の成果が実り、ゲスト出演やお客様が優秀作品を選ぶ観客賞などもあり、毎回ご好評頂いております。
当協会会員向けに開催される映写会では、国内外問わず様々な優秀作品を上映しております。
過去の上映作品
「コメディー・フランセーズ~演ぜられた愛」
「女優須磨子の恋」
「にごりえ」
「わが生涯のかがやける日」
「武器なき斗い」
「安城家の舞踏会」
「経営学入門より ネオン太平記」
劇映画「沖縄」 他
これまで新劇運動にご尽力された俳優・演劇関係者の方や演劇界でご活躍されている方をゲストに迎え、お話を聞く会を開催しております。
過去のお話を聞く会
杉村春子さんのお話を聞く会 1997年
滝沢修さん (インタビュー) 1998年
北林谷栄さん (インタビュー) 1998年
宝生あやこさん (インタビュー) 1999年
森塚敏さん (インタビュー) 2000年
長岡輝子さん (インタビュー) 2000年
西島梯四郎さん・安芸秀子さん (インタビュー) 2001年
放談会 2001年
(北村和夫さん・小沢昭一さん・渡辺美佐子さん・森塚敏さん)
北林谷栄さんのお話を聞く会 2002年
中村美代子さん (インタビュー) 2003年
新村礼子さん・内田稔さん (インタビュー) 2003年
小沢昭一さんのお話を聞く会 2004・2005年
七尾伶子さん (インタビュー) 2006年
野村萬斎さんのお話を聞く会 2007年
中村美代子さんのお話を聞く会 2008年・2009年
戌井市郎さんのお話を聞く会 2010年
川述文男さんのお話を聞く会 2011年
福島明夫さん (シンポジウムにて) 2012年
佐々木愛さんのお話を聞く会 2014年
劇映画「沖縄」アフタートーク(佐々木愛さん 2015年)
西川信廣さんのお話を聞く会 2016年
津嘉山正種さんのお話を聞く会 2017年
(対談者/岩倉高子さん)
水谷内助義さんのお話を聞く会 2018年
日本新劇俳優協会では、俳優の育成・技術向上のため演劇教室や勉強会を企画開催しております。
ジャック・ル・コック演劇教室 (1969年・1973年)
その他、勉強会など
勉強会『声とことばのリフレッシュ講座』
俳優同士が交流し学び合う場として、2010年より始まった会員有志による勉強会です。