イベント

日本新劇俳優協会では、会員相互の研鑽と交流の場として様々なイベントを企画・開催しております。 

今後のイベント

 日本新劇俳優協会フェスティバル2024

2024年9月4日(水)  東京大学 駒場キャンパス18号館ホール

<第一部>  リーディング2024  13:00〜14:45

1.『戦争は女の顔をしていない』

企画/演出 谷田川さほ 演出補 鵜澤秀行

2.『ガザ・モノローグ』パレスチナの声なき声に

企画/演出 志賀澤子

<第二部> お話を聞く会  15:00〜16:30

講師  河合祥一郎  東京大学教授

 テーマ

「シェイクスピアの台詞のリズムについて」

「サミュエル・ベケットの戯曲『ゴドーを待ちながら』は不条理じゃないことについて」


過去のイベント

以前より取り組んできた「詩と朗読MiniFestival」「お話を聞く会」「映写会」を統合し、2015年からは「日本新劇俳優協会フェスティバル」を開催しています。

『お話を聞く会』 『台本読み合わせの会 報告会』 2023

◆台本読み合わせの会 報告会

志賀澤子さんリーダーの『コーカサスの白墨の輪』、平田朝音さんリーダーの『絢爛とか爛漫とか』 にご参加いただいた皆さんによる報告会です。

◆お話を聞く会 

報告会に引き続き、劇団俳優座代表の岩崎加根子さんにお越しいただき、貴重なお話を伺います。

10 月 23 日(月) 

13:00〜14:00 : 報告会 

14:30〜16:00 : お話を聞く会


 『台本読み合わせの会 』 2023

昨年も好評いただきました『台本読み合わせの会』。今年はお二人のリーダーの方を中心に、昨年より日程を各リーダーにつき 2 日間に拡大して開催いたします。また、今回は読み合わせの様子を全日程無料にて公開いたします。この機会に観覧のみでも参加していただき、ぜひ様々な作品を知り、深め、交流の場としていただければと考えております。また 10 月 23 日に行われる『お話を聞く会』に合わせて『台本読み合わせの会 報告会』もございます。


① 10月2日(月) 10月3日(火)

13:00~16:00

平田朝音さん (俳優座)

◉飯島早苗 作 『絢爛とか爛漫とか』

◉時は昭和の初め、文士を目指す四人の若者たちの其々の葛藤を描く


② 10月10日(火) 10月18日(水)

13:00~17:00

志賀澤子さん (東京演劇アンサンブル)

◉ブレヒト作 広渡常敏 脚本 『コーカサスの白墨の輪』

◉ブレヒトの異化効果とは何か、何故その演劇論が創りだされたのか


日本新劇俳優協会フェスティバル 2018

          <会場> ブレヒトの芝居小屋

  <日時> 2018年11月22日・23日

   ★ 水谷内助義さんのお話を聞く会

 

   1 会員応募による作品発表

     出演/ 泉川 真理 (フリー)

         岸野 佑香 (民藝)

         木村 秀代 (フリー)

         沢柳 廸子 (俳協)

         米川 味子 (フリー)

 

   2 協会企画『ぼく自身のうた』の上演

       『ぼく自身のうた』

 1990年代、「松竹大船撮影所」の跡地に近い喫茶室。嵐の日に逃げ込んできた老婦人、ついで現れた謎の男性、二人は 「鎌倉アカデミア」の同級生だった。「鎌倉アカデミア」は、敗戦後に「民主的」な教育を掲げて誕生した学校。文学科 や演劇科では千田是也氏らが教鞭をとり、後に教え子たちは新劇界でも活躍した。しかし、存在したのはわずか4年半。 なぜ、アカデミアは閉校したのか? 男が鎌倉に来た理由とは? いくつもの謎を巡って喫茶室は大混乱に陥る。

     作/  有吉朝子(劇団劇作家)

     演出/ 志賀澤子

 

     出演/ <一部ダブルキャストA・B>

         神 由紀子 A(朱の会)

         佐野 百合子 (劇団演劇倶楽部)

         志賀 澤子 (東京演劇アンサンブル)

         渋沢 やこ (フリー)

         菅原 修子 B(青年劇場)

         瀧本 珠貴 (宝井プロジェクト)

         田中 紀久子 (フリー)

         俵 一    (フリー)

         二宮 聡 A(ピープルシアター)

         原野 寛之 B(東演)

日本新劇俳優協会フェスティバル 201

<会場> ブレヒトの芝居小屋

<日時> 2017年12月18日・19日

    ★ 津嘉山 正種さんのお話を聞く会

 

    1 会員応募による作品発表

     出演/ 春日亀 千尋・松永 麻里(The 30's)

         木利屋 紗保 (フリー)

         守屋 瑠美 (フリー)

 

    2 協会企画 立体朗読 『買出し』 の上演

       立体朗読 『買出し』

     作/ 永井 荷風

     構成・演出/ 鵜澤 秀行 (文学座)

 

     出演/ 池田 舞 (仲間)

         梶野 稔 (民藝)

         神 由紀子 (朱の会)

         鬼頭 典子 (文学座)

         木村 秀代 (フリー)

         酒井 康行 (舞夢プロ)

         佐野 百合子(劇団演劇倶楽部)

         志賀 澤子(東京演劇アンサンブル)

         菅原 修子 (青年劇場)

         田浦 環  (フリー)

         瀧本 珠貴 (宝井プロジェクト)

         戸室 加寿子(フリー)

         萩原 萠  (新人会)

         谷田川 さほ(銅鑼)

         吉本 選江 (青年座)

日本新劇俳優協会フェスティバル 201

<会場> ブレヒトの芝居小屋

<日時> 2016年10月11日・12日

 

★ 西川信廣さんのお話を聞く会

 

1 会員応募者による作品発表

     出演/ 沢柳 廸子 (俳協)

         関根 絹代 (フリー)

         田浦 環  (フリー)

         守屋 瑠美 (フリー)

         ラッキー・ドラゴン一座

         飯原 道代 (フリー)

         酒井 康行 (舞夢プロ)

         新堂 雅之 (フリー)

         高橋 素子 (フリー)

         堀 光太郎 (フリー)

         湯田 亜希 (伴奏)

 

2 協会企画『唐人お吉の神話』の上演

    『唐人お吉の神話~ブレヒト「下田のユーディット」・山本有三「女人哀史」より~』

 幕末1856年、アメリカの初代日本総領事に就任したハリス。芸者お吉は、ハリスの世話役として心ならずも下田の領事館に送られる。お吉は病に苦しむハリスに、国禁を破って牛乳を飲ませるなどして心を込めた看病をする。献身的な働きにも関わらず「異人に通じた女」として偏見にさらされ、その後「唐人お吉」と疎まれ続けた一生を送る。このお吉物語を、山本有三は「女人哀詞で描き、さらにブレヒトは「下田のユーディット」で新聞記者・ジャーナリスト・文学者・学者などを登場させ劇中劇として構成した。

     構成・演出/ 志賀 澤子

     音楽/    内藤 正彦

     舞台監督/  村雲 龍一

 

     出演/  青山 眉子 (俳優座)

          神山 寛  (俳優座)

          神 由紀子 (朱の会)

          酒井 美智子 (文化座)

          酒井 康行 (舞夢プロ)

          志賀 澤子 (東京演劇アンサンブル)

          中村 真由美 (銅鑼)

          萩原 萠  (新人会)

          森 一   (俳優座)

          谷田川 さほ (銅鑼)

          吉本 選江 (青年座)

日本新劇俳優協会フェスティバル 201

 <会場> 北沢タウンホール スカイサロン

  <日時> 2015年8月26日・27日

   ★ 映写会 劇映画「沖縄」

   ★ お話を聞く会 劇映画「沖縄」を鑑賞して(佐々木愛さん)

 

   1 会員応募による作品発表

     出演/  岡本 るい (フリー)

          金子 幸枝 (銅鑼)

          木村 秀代 (フリー)

          田浦 環 (フリー)

          戸谷 友 (民藝)

          守屋 瑠美 (フリー)

          米川 味子 (フリー)

 

   2 協会企画『君死にたもうことなかれのオペラ』の上演

       『君死にたもうことなかれのオペラ』

 与謝野晶子の詩「君死にたもうことなかれ」を女性作家の先駆けである吉田隆子がオペラにしようとした物語。堺の老舗和菓子屋の娘、鳳晶子は和歌作りに才能を発揮する。師の鉄幹を慕い、悩んだ末に上京し鉄幹と結婚する。日露戦争が激しくなり弟にも召集令状が届く。晶子は弟の無事を願う真心を詩に込め発表するが、その詩には非難の声も。一方、吉田隆子は太平洋戦争時の苦しい経験から反戦的だと読まれなくなっていた「君死にたもうことなかれ」をもとにオペラとして発表しようとするが、病に倒れ未完となる。吉田と明子の生と性が力強く重なる。

     原作/ 吉田隆子

     上演台本/ 志賀澤子・原田佳夏

     演出/ 志賀澤子

 

     出演/ 青山 眉子 (俳優座)

         石田 賢一朗(現代)

         遠藤 剛  (俳優座)

         おぎの きみこ (フリー)

         日下 範子 (フリー)

         酒井 康行 (舞夢プロ)

         佐藤 アズサ (東京芸術座)

         沢柳 廸子 (俳協)

         志賀 澤子(東京演劇アンサンブル)

         柴田 愛奈 (銅鑼)

         永野 和宏 (新人会)

         別府 康子 (民藝)

         谷田川 さほ (銅鑼)

         吉本 選江 (青年座)

詩と朗読 Mini Festival

  当協会会員の出演者による発表の場で、作品は詩・小説や芝居の一部・落語・講談・語り芸など自由な演目が上演されます。会を追う毎に幅広い朗読者の成果が実り、ゲスト出演やお客様が優秀作品を選ぶ観客賞などもあり、毎回ご好評頂いております。

映写会

当協会会員向けに開催される映写会では、国内外問わず様々な優秀作品を上映しております。 

 

過去の上映作品

「コメディー・フランセーズ~演ぜられた愛」 

「女優須磨子の恋」 

「にごりえ」

「わが生涯のかがやける日」

「武器なき斗い」

「安城家の舞踏会」

「経営学入門より ネオン太平記」

劇映画「沖縄」 他


お話を聞く会

これまで新劇運動にご尽力された俳優・演劇関係者の方や演劇界でご活躍されている方をゲストに迎え、お話を聞く会を開催しております。

 

過去のお話を聞く会

杉村春子さんのお話を聞く会 1997年

滝沢修さん (インタビュー) 1998年

北林谷栄さん (インタビュー) 1998年

宝生あやこさん (インタビュー) 1999年

森塚敏さん (インタビュー) 2000年

長岡輝子さん (インタビュー) 2000年

西島梯四郎さん・安芸秀子さん (インタビュー) 2001年

放談会 2001年

   (北村和夫さん・小沢昭一さん・渡辺美佐子さん・森塚敏さん)

北林谷栄さんのお話を聞く会 2002年 

中村美代子さん (インタビュー) 2003年

新村礼子さん・内田稔さん (インタビュー) 2003年

小沢昭一さんのお話を聞く会 2004・2005年

七尾伶子さん (インタビュー) 2006年

野村萬斎さんのお話を聞く会 2007年

中村美代子さんのお話を聞く会 2008年・2009年

戌井市郎さんのお話を聞く会 2010年

川述文男さんのお話を聞く会 2011年

福島明夫さん (シンポジウムにて) 2012年

佐々木愛さんのお話を聞く会 2014年

劇映画「沖縄」アフタートーク(佐々木愛さん 2015年)

西川信廣さんのお話を聞く会 2016年

津嘉山正種さんのお話を聞く会 2017年

    (対談者/岩倉高子さん)

水谷内助義さんのお話を聞く会 2018年


ワークショップ・勉強会等

 日本新劇俳優協会では、俳優の育成・技術向上のため演劇教室や勉強会を企画開催しております。

 

ジャック・ル・コック演劇教室 (1969年・1973年)

 

その他、勉強会など

 

勉強会『声とことばのリフレッシュ講座』

   俳優同士が交流し学び合う場として、2010年より始まった会員有志による勉強会です。