第4回未解決問題Ws
開催の趣旨

「第4回 JST 数学領域 未解決問題ワークショップ」のねらい

  • 数学に関する CREST ・さきがけの関係者から特殊な知識がなくても問題の意味が分かるような手頃な research problems を提供してもらう(研究代表者に限らず総括から学生まで誰が出題しても良い)。

  • ワークショップで皆で知恵を絞ってそれらの解決を目指す。

  • 問題が解決されたら共著論文につなげる。

期待される効果

  • 「反例が見つかりそうで見つからない」
    「予想は正しいと思うが証明できない」
    「易しそうな問題に手こずっていて研究が進まない」
    「誰かに良いアルゴリズムを考えて欲しい」
    といった研究上の悩みの効率的な解消
    (→ CREST / さきがけ研究のスピードアップ)

  • 「何か良い論文のタネはないか」
    「一人で論文を発表したことはないが問題を解いたりアルゴリズムを考えることには自信がある」
    という意欲的な学生・研究者に対する research problems の提供
    (→ CREST / さきがけからの発表論文数アップ)

  • CREST の研究チーム/さきがけ研究でどのようなことが問題になっているのかという現状を知り,その問題を自ら考えることで互いの研究の一端に触れる
    (→ 口頭発表やポスター発表を聞くだけでは得られない実践的な形で互いに理解を深めることができる)

  • 専門分野や立場を問わず,同じ数学の問題に興味を持つ研究者たちが集まって力を合わせて問題解決を目指すことにより,遠方に出かけたりレクリエーションを行わなくても有意義な交流が生まれる
    (→ JST数学領域における縦・横のつながりが自然に強化される)

参考にしたイベント