活性化委員会企画シンポジウム(公開)

このシンポジウムは事前登録制です。聴講を希望する方は参加申し込みページから参加登録をお願いします。

「原生生物のジオラマ行動力学」

『学術変革領域研究(A) ジオラマ行動力学』共催

本シンポジウムでは原生生物が持つ外環境に応じた巧みな行動に着目します。激動する地球環境で原生生物は数十億年にわたり生存してきました。原生生物の生存戦略は様々ですが、時として我々が思いもしない生きるための行動を行います。これらの行動は多様ではありますが、突き詰めていくと多くの原生生物は遊泳またはアメーバ運動で移動します。本シンポジウムではこれらの運動が生きるための行動につながる機構に着目します。観察、定量化、数理・物理モデル化といった一連の方法を用いて世界最先端の研究を行っている方々に講演を行って頂きます。分野外の方も理解できるような内容となっておりますので、是非参加していただければと思います。

日時:9月3日(土) 13:00〜15:30

場所:西館地下1階 マルチメディアホール

13:00 はじめに

西上幸範 北海道大学電子科学研究所

13:05 ジオラマ行動力学に関して

中垣俊之 北海道大学電子科学研究所

13:15 微生物の走性・行動の力学モデル

石川拓司 東北大学大学院医工学研究科

13:45 ミドリムシの運動の数理解析

飯間信  広島大学大学院統合生命科学研究科

14:15 ネグレリアグルベリのアメーバ運動におけるランダム性の解析

上道雅仁 東京大学大学院総合文化研究科

14:45 巨大なアメーバである粘菌変形体のジオラマ行動力学

中垣俊之 北海道大学電子科学研究所

15:15 意見交換会