開催報告

日本炎症・再生医学会 次世代リーダー賞 

一般参加者の中から特に優秀な発表をされた方として、以下の3名の先生方が受賞されました。おめでとうございます!

大阪大学大学院生命機能研究科

免疫細胞生物学

揚村 朋弥 先生 

京都大学大学院医学研究科

皮膚科学

南 風花 先生 

東京大学大学院医学系研究科

細胞組織コミュニケーション講

楊 振楠 先生

ベストディスカッサー賞 

多くの参加者の皆様が非常に積極的に質問をして、自身の理解を高めようと研究に対する真摯な姿勢を見せてくださいました。お一人だけ選ぶのは大変難しかったですが、最も活発に質問して討議をした参加者として、以下の先生に本賞が贈られました。 

京都大学医学部附属病院

免疫・膠原病内科

笹井 恒雄 先生

スクール当日の風景

1日目(3月26日)

奄美大島ばしゃ山村

全館貸切で開催させていただきました。

参加者全員による自己紹介

一般参加者による発表がスタート

一人当たり発表12分+質疑応答13分の時間が割り振られました。質問は途切れることなく、一般参加者から活発な質疑がなされました。

一般参加者は当日までに担当チューターからの指導を受けて、発表方法やスライド作成の指南を受けました。多分野の研究者が集まったにも関わらず、皆さんの発表が非常に分かりやすく、議論も白熱しました。

一般参加者からの質問だけでなく、次世代リーダー育成委員や理事の先生からも、鋭い指摘や建設的なアドバイスがなされました。

夜の懇親会

夕食の後は、ばしゃ山村のコテージを一棟貸し切懇親会を開きました。次世代リーダー育成委員や理事の先生、一般参加者全員が参加し、初対面でも和やかな雰囲気で皆さんとの交流が進みました。

2日目(3月27日)

2日目がスタート

2日目も、各発表ごとに活発な議論が進みます。

ばしゃ山村のそばには、用安海岸という綺麗なビーチがあり、休憩時間に散策することもできました。

2日目も白熱した議論が続きました。

石井優先生による教育講演

石井先生ご自身のキャリアパスに纏わるエピソードや、若手研究者へ送るメッセージなど、他では聞けない貴重なお話を聞くことができました。

テクニカルセミナー

(トミーデジタルバイオロジー株式会社)


セミナー終了後の夕方には、ばしゃ山村近くにある「原ハブ屋」を訪れ、ハブの生態や奄美大島におけるハブと人々との共存の歴史について学びました。

夜の懇親会で使用するコテージには、

屋上があり、日が沈む海を見ながら、

夕食前に乾杯

夕食はバーベキュー

二日目も夕食後はコテージで懇親会。ますます親睦が深まり、話が絶えません。

3日目(3月28日)

3日目がスタート

炎症医学、免疫学、再生医学、リウマチ学など様々な分野の研究発表が続きます。

日本炎症・再生医学会ならではの、分野を超えた率直な意見交換が印象的でした。

ランチョンセミナー(久保智史先生)

昼食後は、貸切バスに乗って、参加者全員で奄美大島を巡りました。まずは奄美大島特産の黒糖焼酎の工場を見学。

次に向かったのは、

国立公園特別保護区であるマングローブ原生林

カヌーに乗ってマングローブ林を観察。

ガイドさんからマングローブの生態に関する説明を受けながら、広大な河を散策

名瀬港近くの居酒屋で夕食。奄美大島の数々の郷土料理を楽しみました。

4日目(3月29日)

最終日

次世代リーダー育成委員による教育講演(岡本・江川) 。写真は江川先生


高柳広先生による教育講演

高柳先生のこれまでのキャリアに加えて、破骨細胞分化のマスター因子NFATc1の発見に至るエピソードに関して講演頂きました。他の学会では滅多に聞けない貴重なお話でした。

授賞式

日本炎症・再生医学会 次世代リーダー賞 3名 とベストディスカッサー賞 1名が表彰されました。

全日程が終了し、帰路へ