2024年1月6日(土)16:00~17:30
会場:日本大学経済学部 本館4階47教室(東京都千代田区)(オンライン参加も歓迎)
学部学生を対象に、国際経済学に関連したキャリアパスの構築ついての講演会を開催します(大学院生の参加も歓迎します)。司会は乾友彦先生(学習院大学)、登壇者の先生は、久野新先生(亜細亜大学)、田中万理先生(一橋大学)、山野紀彦先生(OECD)です。実務経験と研究経験が豊富な先生方に経済学を学ぶメリットや、社会に出てからどのように役立てることができるかについてご講演をいただきます。キャリア講演会は日本語で開催します。
学生研究報告会で報告する学生は参加登録は必要ありません。
学生研究報告会には参加せずにキャリア講演会にのみ参加する学生はこちらのフォームから参加登録をしてください。参加登録締切は2024年1月4日〈木〉23:59です。登壇者に質問がある場合は2023年12月20日〈水〉23:59までに参加登録フォームに質問を記入してください。
キャリア講演会の参加には学会の会員教員の推薦は必要ありません。
参加費は無料です。
乾友彦先生
(司会者、学習院大学)
一橋大学を卒業後、日本政策投資銀行に入行、その後米国ジョンズ・ホプキンス大学に留学して修士号を取得。IEA(国際エネルギー機関)、日本大学経済学部、内閣府を経て、2014年に学習院大学国際社会科学部開設準備室教授に就任、2016年の同学部開設以降も同大学で活躍。産官学での多彩なキャリアを経験。
専門分野:生産性、経済発展論、国際経済学の実証分析
久野新先生
(登壇者、亜細亜大学)
慶應義塾大学で修士号を取得後、三和総研(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に勤務、シンクタンク在職中には、経済産業省に出向し通商白書の作成に携わったり、大学院博士課程に在籍し博士号を取得するなど、産官学とバラエティーのあるキャリアを経験。2010年から杏林大学で、2020年より亜細亜大学で勤務。
専門分野:国際貿易論、通商政策、経済安全保障
田中万理先生
(登壇者、一橋大学)
国際基督教大学を卒業、東京大学経済研究科修士課程を修了後、米国スタンフォード大学に留学。2016年に経済学博士号(Ph.D.)を取得。同年より一橋大学で勤務し研究と教育に従事。国際的に評価の高いジャーナルに数多くの論文を発表し、2021年に日本経済学会・女性研究者奨励賞を受賞。新進気鋭の若手経済学者。
専門分野:開発経済、労働経済、国際貿易論
山野紀彦先生
(登壇者、OECD)
筑波大学で学士および修士号を取得後、電力中央研究所で12年勤務、その後米国イリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学し2017年に経済学博士号(Ph.D.)を取得。OECD(経済協力開発機構)では科学技術イノベーション局でエコノミストとして勤務し、グローバル産業連関モデルの開発などに関わる。
専門分野:産業連関分析、国際貿易論、地域経済学
キャリア講演会では、例えば以下のような疑問にお答えいただきます。
経済学の専門性を高めていくことでどのようなメリットがあるのか?
経済学の専門性を高めていくことで、実現可能なキャリアパスはどのような方向性にどの程度広がるのか?
国内公務員、国際公務員、シンクタンク、民間企業、大学教員?
国際機関で働くにはどのような資格や経験が必要となるのか?
経済学の大学院に進学することのメリットやデメリットにはどのようなものがあるか?
国内大学院と海外大学院でどのような違いがあるのか?
キャリア講演会は報告会終了後、奨励賞の授与式までの時間に開催します。
日本国際経済学会関東支部