テクノロジとつくる新たな学びの場・空間を検証する
第1期の活動では、JSETおよび関連学協会が発行する論文を、「空間」「人工物」「活動」「共同体」の観点から整理しました(成果は「資料・成果物等」よりご確認ください)。その結果、JSETおよび関連学協会が取り扱う学習に関連する様々な要素が浮き彫りになりました。
しかしながら、上記の4側面は独立した実体ではなく、相互に関連付いて一つの学習環境が成立するものです。つまり、学習環境のデザインでは、一つひとつの側面からアプローチするだけでなく、相互の結びつきも対象に含める必要があります。
そこで、第2期学習環境部会では、以下を目的として掲げました。
学習環境の諸側面として定義されている「空間」「人工物」「活動」「共同体」を独立したものとして扱うのではなく相互に関連した総体として捉え、複雑な結びつきの在り様をひも解いていくこと。
そして上記を通じて、教育実践のデザインプロセスや留意点等に関する仮説を生成すること
を目指します。