このコースを始める前にあったアイデアは、①自分を通して、自分の近くにあるところから考え始める②どうして?をたくさん出すこと③誰も確かな答えを持っていない中で、他者と関わりながら、考えていく④一つのテーマでじっくり取り組む、この4つを一緒にしたものを一つのコースで、試したいと考えていました。
それを具体的にしたものが、「私たちの日常生活」と「大学」と「自分から考える、動く」です。この3つのキーワードをつなげて、様々な角度から「自分たちの大学生活」について考え、話し合いました。過去を振り返り、現在の大学生活の問題点を考え、よりよい将来の大学生活のために、どんな提案ができるか、を考えました。履修者7名が手探りで、授業を進めました。そして一人ひとりが、考えたことを課題の形に残しました。それらを集めたものが、この作品集です。