これは2018 年後期の日本語コース4 年生のプロジェクトのエッセイ集です。トピックは「人生でいちばん大切なこと」です。このエッセイに至るまでの過程は、まず最初に今の自分にとって大切なことを三つ考え、一番から三番まで順番と理由を考えました。そのあとクラスメイトの間で、お互いに自分の考えを説明したり、他のクラスメイトの考えを聞いたりしました。それから「人生で大切なこと」を尋ねるインタビューを行いました。相手は家族、親戚、友達(大学の友達や地元の友達)など誰でもいいことにしました。実際、祖父母から7 歳の子どもまで幅広い年齢層から話を聞いています。そのあとでインタビューの結果をクラスメイト同士で話し合い、最後にもう一度、今の自分にとって一番大切なことを考え、エッセイを書きました。
そのようなプロセスを経て出てきた「大切なこと」には、今その人が持っている価値観が表れています。またこのプロジェクトは、十年後と二十年後に同じメンバーで同じテーマでエッセイを書くつもりです。