恕とは
恕は音読みは「じょ」
訓読みは「ゆるす」です。
「恕」は孔子の教えです。
弟子が孔子に尋ねました。
「我々は先生のようにたくさんの教えを
身につけることができません。
生涯に、これだけはした方が良いと言うことを
一言で教えてください。」
すると孔子は、
「それは恕ではないだろうか。
己の欲せざるところ人に施すことなかれ」
とこたえました。
恕の訓読みは「ゆるす」でしたね。
ゆるすといっても「許可」のゆるすではありません。
してはならないことは許可することはできません。
「恕のゆるす」は許可することではないのです。
恕学アカデミーでは、「恕」のゆるすは
「相手の想いを理解しようとする心持ち」だと、
紐解いてきました。
違いをわかり合おうとする気持ち、
我がこととして捉えること。
受け入れる。受けとめる。」と。
2021年、コロナ禍の真っ最中に
開催された東京五輪2020のコンセプトは
「ダイバーシティ&インクルージョン」でした。
まさに「恕(じょ)」だと思いました。
人種・性別・言語・宗教・障害の有無など、
違いをお互いに認め合い
多様性を考えながら活かすこと。
凸凹あっての世の中です。
お互いに尊重し合い、思いやりながら
この凸凹を埋めていけたら
世の中は穏やかになりますね。
違うからこそお互いが必要なのです。
教え子の社会貢献事業の
小学生たちと導き出した言葉で
表現するならば
「違うからこそ仲良くする」
なのです。
そのためにはまず、
「自分を受け入れる」という
「自己肯定感」が必要です。
欧米人に比べて、日本人にはこの習得が
難しいと言われています。
しかしながら、
自分を受け入れることができなければ、
他者を受け入れることもできないのです。
良いところも、
悪しきところもまずは受け入れることです。
自分を肯定できなければ、
他者も認めることはできないのです。
尊重することはできないのです。
しかし、これは実に難しいことでもあります。
このことが簡単に成されれば
戦争や紛争は減るでしょう。
そうできないことが人間なのです。
孔子も難しいからこそ
すべきことではないかと教えたのでしょう。
同じ地球人であっても
一人一人皆それぞれに違います。
私たちの社会は
「違う」ということが前提です。
同じではないのです。
その違いを超えて受けとめ合うことで、
お互いを尊重することができる
のではないでしょうか。
そして、その後に続く
「己の欲せざるところ他人に施すことなかれ」
なかなか互いを理解したり、
違いを超えてわかりあうことは難しい。
せめて自分がされて嫌だったことは人にしない」
ということです。
これならばできるかもしれませんね。
こんな人はいませんか?
仕事やプライベートの人間関係で悩んでいる方
多分ほとんどの人が何かしら
このような悩みを持っているのではないかと思います。
〈職場で〉
部下の指導に悩んでいる上司
上司のパワハラに悩んでいる方
チームの中に気の合わない人がいて
チームワークの構築に悩んでいる人
〈プライベートで〉
家族のコミュニケーションがうまくいかない人
夫婦関係がギクシャクしている人
子どもとのコミュニケーションが取れない。
お互いに理解し合えないでいる人。
毎日のことなので本当に困りますよね。
理解し合うって、簡単なことではないですね。
しかし、もしこのような状態が解消されたら、
どんな毎日が送れるるようにうになるでしょう。
ストレスも少なくなり、
穏やかな日常を過ごすことができると思います。
一緒に「恕(じょ)」のゆるすについて
学び、語り、考えてみませんか?
恕学アカデミーでは、
お互いがお互いに想いを馳せ合うこと、
違うからこそ、
お互いを認め合い、尊重し合うことで、
この世界が優しさに満ちたものになると仮定しました。
この仮定の証明のための実践活動が
「カンナ・プロジェクト」でした。
アカデミックな場に身を置きながら
論文の代わりに取り組んだのが自己資金による
「恕(じょ)」の実践活動
「カンナ・プロジェクト」
だったのだと活動歴20年を経て思います。
カンナ・プロジェクトの実践
(カンナを育て、同じ株を分かち合い
平和を願いながらカンナのリレーをつなぐ)
を通して、小さい子どもたちにもよりわかりやすく
「恕」の精神を伝えることができたと感じます。
たんたんと活動を20年続けるうちに
「これこそまさに恕(じょ)の実践活動」として
2025年度からは恕学アカデミーのホームページを
刷新することにいたしました。
恕学アカデミーの学び
❶恕学の3つの柱を学びます
1相手の身になるマナー講座
「恕」を根幹に据えたマナーを学んでいただきます。
(日常のマナーからビジネスマナー・和文化マナーまで)
🌺希望者には認定資格授与
マナーはマナー文化教育協会認定講師資格取得
補助講座を経て「恕学マスター」資格習得できます
2クリティカルシンキング
論理的に解決して行く方法を学びます。
ゴールドラット博士の教育のためのTOC
🌺希望者にはファシリテーター資格取得講座に紹介
3「遊び」でチームワークを構築するユニークな学びをします
(アチーバスジャパン)
希望者にはインストラクター資格講座に紹介
希望者は「恕(じょ)」の実践社会貢献活動への参加も可能です
「どうしたら平和が作れるか?」
「どうしたら自分を肯定することができるか?」
「子育てに自己肯定感を育むにはどうしたら良いか?」
幼稚園児から高校生・大学生との語り合い
考える学習の場を作ります。
「恕(じょ)」を探求しましょう
❸「恕(じょ)」に関する創始者の講演
学校・企業の周年行事または公共団体の式典などの基調講演としてのご依頼をいただいてお話しさせていただいております。
少しでも興味を持たれた方はまず、お問い合わせください。
riho.tachibana@gmail.com
平和は誰もが願い祈るものです。
しかし、祈るだけでは平和は訪れないと感じます。
一歩進めて、
小さなアクションを起こすことが必要です。
子供達とその一歩を20年進めてきました。
*恕の実践活動「カンナ・プロジェクト」の
詳細はこちらです→CANNA PROJECT
恕学アカデミー創設のあゆみ
マナー講師として仕事を始めた30数年まえは、日本もまだまだマナーが良いとは言えませんでした。
道路にはタバコの吸い殻、幹線道路の植え込みには空き缶などが散乱していました。
トイレも銀行もそれぞれのドアやブース前に並んでいたのです。
恩師がマナー教育協会を設立し、日本で初めてのマナー検定を実施しました。
私も一員としてテキストを編纂・検定問題作成・マナー講師養成に携わってきました。
元々私は、個人事業としては「恕」を根幹に据えたマナー講座を展開しておりました。
短大では、必須科目としてマナーを担当する専任講師、企業ではビジネスマナー研修講師、サロンでは個人の食事のマナーなどを教えてきました。
この30数年で、日本のマナーは良くなったと自負しております。
今も、協会に所属しております。
そんな私は、2004年に広島原爆に由来する「カンナ」に出遭いました。
原爆投下から1ヶ月ほどで、爆心地に真っ赤なカンナが返り咲いてくれたのです。人々は生きる力をもらい、復興がはじまりました。しかし、皮肉なことで、復興の瓦礫とともに処理され、カンナは人々の記憶からも消えてしまいました。
私は、原爆にも負けずに咲いて、諦めないをくれたカンナ、生きる力をくれたカンナを忘れてはならないと思い周知活動を始めまた。
子どもたちがカンナの花を見たことがないというので植えることにしました。
翌年には4〜5倍に増えた球根をどうしたら良いか子どもたちと考えました。
カンナの球根の平和のバトン「カンナリレー 」が始まりました。
広島の子どもたちと再び蘇らせた真っ赤なカンナの株を分かちあってバトンを繋いで行く活動です。
受け取った子どもたちも、差し上げた子どもたちも、カンナを通じてお互いに想いを馳せることができます。
もし、その相手のところに原爆を落とすと言ったら黙ってはいられないはずです。小さな抑止力です。
お互いに分かち合う、思いを馳せ合うことがこのカンナ・プロジェクトの大事な目的です。
しかもそれは、違いを超えてということです。
インド(ヒンズー教・イスラム教他)の子どもたちが育てた球根をミャンマー(仏教)の子どもたちに。
ミャンマーの子どもたちが育てた球根をオーストラリア(キリスト教)の子どもたちに。と・・・。
違いを超えてつなぐカンナのリレー。
まさにこれは「恕」ではないだろうかと気づいたのです。
20年も自費で続けられたのはまさに、「恕」の実践活動だったからだと感じます。
30数年のマナー講師としての仕事の実績と20年のカンナ・プロジェクト。若い教え子が、「恕学アカデミー」として立ち上げるべきです。と提案してくださり、2011年7月設立となりました。
★恕学アカデミーの3つの柱。
相手の身になる。受け入れる恕のゆるすを学ぶ恕学マスタープログラムで、人間関係を良好にする講座です
恕学は哲学ともいえます。相手の身になるも、ゆるすもとても難しいことです。それを実際に具体的に解決する方法を3つの柱+αで実践してみましょう
恕学マスタープログラムの3つの柱
①恕のマナー
恕を根底にした相手の身になる思いやりの心のこもったマナーを学びます。
→相手の身になる・おもいやりのある立ち居振る舞いが自然にできるようになるからです。
なぜならば、行動・所作の本当の意味を学ぶことで理屈ではない臨機応変な行動がとれるようになるからです。
②論理的思考
イスラエルの物理学者ゴールドラット博士の開発した制約理論の3つのツールを使い論理的に「相手の身になる」を見つけ出します。対立を解消する考えるを学びます→対立した状態からお互いを尊重する解決策を見出せるようになるからです
なぜならば 目的が同じならば、お互いが相手の身になることを考えることで必ず解決案を見出すことができることを学ぶからです
③遊びでチームワークを構築する
成功のために「恕を発揮する相手を思いやるゲーム」でチームワークを育てる→勝ち負けではないチーム全体が協力することで達成できるゲームをするからです。
なぜならば、人のさまざまな成長はリラックスした状態で遊んでいるときに育つからです
プラスα
④茶道で相手を思いやる実践も体験します。
⑤恕の実践社会貢献活動「カンナ・プロジェクト」を学ぶこともできます
①相手の身になる思いやりを学ぶマナー(孔子の恕)
②お互いにゆるすという寛大な心で対立を解消していく制約理論 TOC(ゴールドラット博士考案の考える学習)
③遊びでチームワークを確立する「アチーバス」(ナポレオン・ヒル博士の思考は現実化するに基づく)
3つの柱+α
④表千家茶道(千利休)
⑤カンナ・プロジェクト(橘凛保)
恕の実践社会貢献活動
一文字で一生涯したら良い行いはなんですか?の弟子の質問
に対する孔子の「それは恕ではないだろうか」だった。
それは即ち、一番難しいことなのだ。
相手の身になるような思いやり。許すではない 、恕の(ゆる)すは特に難しい。
その習得を具体的に学ぶのが「恕学」であります。
しかしこれを習得すれば、心が軽やかになりおおらかな気持ちで穏やかに生きられます。
恕の精神で生きられたら皆が穏やかに暮らせると思います。そして、その究極は「平和ではないでしょうか?
ぜひ一緒に学びましょう。
★3つの柱+αの資格
①マナー文化教育協会 公認講師
②教育のためのTOCファシリテーター。
2013年のシンポジウムでの事例発表もさせていただきました。
*TOCfEの過去のシンポジウム発表の動画が掲載されています。
https://www.youtube.com/@tocfejapan/videos
このサイトの検索で2013年 橘凛保 道徳でヒットすると思います。参考にしていただければ幸いです。
③アチーバスインストラクター
④表千家茶道講師(教授課程修了)
⑤恕の実践カ社会貢献活動「カンナ・プロジェクト」
ホームページ
https://sites.google.com › view › cannaproject
⑤表千家茶道講師(教授課程修了)