第3回リーダーシップ研修事業って何するの?

第1回目はティール組織の概念を元にリーダーシップの多様性と可能性は自分次第であるということをワークショップを通して学び、第2回目では歴史の偉人達を通して、6つのEQリーダーシップスタイルを学び、自分自身のリーダーシップスタイルをレーダー図で可視化しました。


そして第3回目の研修では、自分の強み、弱みを把握したうえで、「自分がなれる最高のリーダーになる」ための心の持ち方、状態について探究していきます。


組織のリーダーとしてマネジメントは不可欠です。組織をマネジメントするには人のマネジメントから始まりますが、それを行うには自分自身の「心のマネジメント」が不可欠と考えています。

その心のマネジメントを学ぶ研修を行う予定です。

講師のご紹介

辻 秀一 氏

北海道大学医学部卒業後、慶應義塾大学で内科研修を積む。

人の病気を治すことよりも「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、 すなわち“人生の質=クオリティーオブライフ(QOL)”のサポートを志す。 その後、スポーツにそのヒントがあると考え、慶大スポーツ医学研究センターを経て、 人と社会のQOL向上を目指し株式会社エミネクロスを設立。

スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースにパフォーマンスを最適・最大化する心の状態「フロー」を生み出すための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。エネルギー溢れる講演と実践しやすいメソッドで、一流スポーツ選手やトップビジネスパーソンに熱い支持を受けてる。

また、多数の著書を出版し、その中でも「スラムダンク勝利学」は38万部のベストセラーとなっている。

実績

医療法人 あいばクリニック / 株式会社イーオン / 株式会社LDH JAPAN / KDDI株式会社 / 株式会社ジャパネットホールディングス / 株式会社TVC / 株式会社日本マイクロニクス / 株式会社平安閣 / 株式会社米麦館タマヤ / マツダ株式会社 / 安井建設株式会社 / 株式会社ラックランド 他多数


フロー(※)とは、辻先生が提唱する「状況に即して最適・最大・最良・最高にパフォーマンスを発揮できる心の状態」のこと。

そして、このフローの柱の考え方となるのが「心の法則」です。これ時・人・場に関係なく人間が普遍的に持っているものです。

※1970年代にシカゴ大学の行動科学のチクセント・ミハイ教授が明らかにした理論で、人間のパフォーマンスがその時の状況に即した中で最大・最適に発揮されている心の状態のこと。


【心の法則】

・心には状態がある

・心の状態にはFlowかNon Flowしかない

・Flowに傾けばパフォーマンスはエクセレンス、Non Flowに傾けばパフォーマンスはノンエクセレンスになる

スポーツの世界ではパフォーマンスの質と相関のある要素として心の質が重要視されており、実際の現場でもメンタルトレーニングが活用されています。どんな選手でも1日24時間という条件は変わらないのに、より効果のあるトレーニングができ競技レベルを向上させられる選手もいればそうでない選手もいる。試合で良い結果を出せる選手もいれば、技術は高いのにそれが発揮できず結果が伴わない選手もいる。そんな両者を分けるのは心の状態を自身でマネジメントし、良い心の状態=ごきげんな感じ=フロー状態を作ることができるかどうかだと辻先生は言います。

※なお辻先生の言う〈フロー〉はチクセントミハイが提唱した〈フロー〉よりも広く、深く集中した状態までいかずともごきげんな状態であれば〈フロー〉と呼びます)

研修当日は何するの?

辻先生には講演とワークショップを合わせた、リーダーシップとフロー理論について研修を行ってもらいます。研修では自分らしいリーダーシップを発揮できるようになるための自分自身の心のマネジメントの方法など自社で取り入れられる内容を予定しています。