第24回小学校英語教育学会(JES)
中国・山口大会
ようこそ 第2回 小学校英語教育学会(JES)中国・山口大会へ

テーマ 『誰もが学びやすい授業づくり』 

―個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実―

    JES山口大会へのご参加、誠にありがとうございました。

 おかげさまで、2日間で、延べ800名以上の方にご参加いただきました。

 大会を無事終えることができ、実行委員一同安堵しております。

 来年は秋田でお会いしましょう! 

2024年 7月14日(日)・15日(月・祝)

会場: 山口大学 吉田キャンパス(共通教育棟,  受付は教育学部玄関ロビー)

主催: 小学校英語教育学会(JES)

後援: 山口大学教育学部・山口県教育委員会・山口市教育委員会

小学校英語教育学会会長     中村  典生

中国・山口大会実行委員長    大谷 みどり

中国・山口大会副実行委員長     福原  史子

            松宮  奈賀子

中国・山口大会事務局長     猫田  和明 

中国・山口大会副事務局長    篠村 恭子

小学校英語教育学会(JES)中国・山口大会実行委員長 挨拶

                                                  大谷 みどり島根大学


小学校英語教育学会 中国・山口大会開催に向けて


第24回JES全国大会開催にあたり、ご挨拶させていただきます。まずは能登半島地震で被災された方に心からお見舞い申し上げますとともに、子どもたちの学びに大きな影響がないことを切に願う次第です。

さて日本の小学校英語は2020年度完全実施から5年目を迎えました。他教科に比べ蓄積が極めて少ない中でも、先生方の真摯な取り組みと弛まぬご努力により、多くの子どもたちが外国語の授業に楽しく取り組んでいます。同時に、完全実施当初は授業の活動や組み立て方を考えるだけで精一杯だった先生方も、子どもたちの様子が少しずつ、より具体的にみとることが出来るようになられたのではないでしょうか。そこで今回の大会テーマを「誰もが学びやすい授業づくり」と致しました。

教室の中には、本当に多様な子どもたちがいます。多様なニーズがあります。加えて外国語の授業は、母語ではないこと、またコミュニケーションが重視されること等、他教科とは異なる点があります。だからこそ外国語の時間には活躍できる子どもいれば苦労する子もいます。特別支援教育の視点が重視されるようになり、また折しも「個別最適な学び」も注目されるようになり、大会副テーマは「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」といたしました。本大会では子どもの特性を踏まえた英語教育についての基調講演をはじめ、個別最適な学びと協働的な学びについて皆様と一緒に考えるシンポジウム、そして7本のワークショップ、3本の授業研究をお願いしております。

教える側の私たちが経験したことがないデジタル世代の子どもたちが、教室でも端末を活用する時代になりました。ICTは、音声が重要な外国語の授業でとても有難い存在であり、また個別支援の点でも非常に心強い存在です。同時に、対面での人とのつながり・コミュニケーションも大切にしていく必要があります。子どもたちが学んだ英語を駆使して世界の人々とつながり世界を学ぶとともに、外国語を学ぶからこそわかる日本語や日本文化の良さも改めて再認識する必要があるでしょう。

今年度は教科書改訂の一年目でもあり、先生方はこれまでの蓄積を踏まえながら、また新たな工夫を凝らしておられることと思います。本大会では、先生方の日々の取り組みや調査研究の成果と課題を共有し、ともに学びあいながら、2学期からの授業にも大会での学びを生かしていただけることを願っております。

皆様に、「第2の京都」と世界から称される山口の地でお会いできますこと、ともに学べますことを楽しみにしております。


◎お問い合わせ 大会事務局

753-851 山口市吉田1677-1 山口大学教育学部

大会事務局長  猫田 和明

Mail: jes.chugoku.yamaguchi@gmail.com