プログラム

13：00　受付開始

14：00　開会の挨拶

■  一般講演I (14：05 – 14：57)　　　　　 　座長： 政池　知子  (東京理科大学)

14:05  *1T1  片野 真熙 (東京大学大学院)

複数のプロトン駆動トルク発生ユニットを持つ天然FoF1 ATP 合成酵素：

Acidaminococcus fermentans 由来FoF1のCryo-EM 構造と機能解析

14:23  *1T2  久保 進太郎 (理化学研究所／東京大学)

実験で測定された速度定数を用いたF1 ATPaseの数理モデル開発

14:41  1T3    慈幸 千真理 (京都大学・複合原子力科学研究所)

           ヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いたATP合成酵素の自己組織化解明

■  一般講演II (15：12 – 16：22)　　　　　  　　座長： 横山 謙 (京都産業大学)

15:12  1T4    飯野 亮太 (分子科学研究所, 総合研究大学院大学)

腸球菌Enterococcus hirae 由来V-ATPase 変異体のa-subunit の入口と

出口のhalf-channel におけるNa+依存的な非対称H+輸送阻害

15:30  *1T5  大矢 辰哉 (東京大学大学院)

GTP合成酵素の開発に向けたF1-ATPaseの再設計

15:48  1T6    吉田 賢右 (JT・生命誌研究館)

生命のエネルギーは水素が主役：

解糖・TCAはH抽出、呼吸はH燃料電池、ATP合成はH+タービン

16:06  *1T7  畑中 涼 (京都工芸繊維大学大学院)

赤痢アメーバにおける活性硫酸合成酵素APS kinaseの構造機能解析

■  一般講演III (16：37 – 17：29)　　　　　　　　　 座長： 小川 治夫 (京都大学)

16:37  1T8    阿部 一啓 (北海道大学)

疾病変異体を模したATP11CフリッパーゼQ79E変異体の構造機能解析によって明らかにされたリン脂質認識の分子基盤

16:55  1T9    金井 隆太 (東京大学・定量生命科学研究所)

天然毒物パリトキシンはどのようにNa+,K+-ポンプを陽イオンチャネルに変えるのか?

17:13  1T10  山崎 和生 (旭川医科大学)

筋小胞体カルシウムポンプの脱共役過程と脂質環境の関連

08：30　受付開始

■  一般講演IV (09：00 – 9：52)　　　　　　　座長：錦野 達郎 (名古屋工業大学)

09:00  *2T11 大鳥 祐矢 (京都大学大学院)

心筋型リアノジン受容体に特異的に作用し抗不整脈作用を示す新規合成化合物の複合体構造解析

09:18  *2T12 真栄田有紀 (和歌山県立医科大学大学院)

Liイオン透過性を高めた原核生物由来Naチャネル変異体の創生と結晶構造解析

09:36  *2T13 堤 あゆな (京都大学大学院)

Cryo-EM による心筋型リアノジン受容体-カルモジュリン複合体のCa2+濃度依存的構造変化の解析

■  一般講演V (10：02 – 10：54)　      　　　　　　座長：小嶋 誠司 (名古屋大学)

10:02  *2T14 伊藤 侑真 (名古屋工業大学大学院)

高効率内向きプロトンポンプロドプシンNsXeR の新しいプロトン輸送メカニズム

10:20  *2T15 飯田 莉梨香 (大阪大学)

コレラ菌の非タンパク質構成アミノ酸への走化性

10:38  *2T16 高橋 大地 (岡山大学／大阪公立大学)

細菌アクチンの微小管化

■  基調講演 (11：09 – 12：09)　　　　　　座長：井上 圭一 (東京大学・物性研究所)

S1　本間 道夫（名古屋大学）

イオン流で回る細菌べん毛モーターのエネルギー変換機構

■  ポスター説明・討論 (14：00 – 16：00)　　　　　　　　　　　A棟6階大講義室前

14：00 – 15：00  P(奇数)   奇数番号ポスター説明・討論

15：00 – 16：00  P(偶数)   偶数番号ポスター説明・討論

■  ブレークスルー講演 (16：00 – 17：30)　　　　　座長: 政池 知子 (東京理科大学)

16:00  B1      村井 正俊 (京都大学)

コレラ菌Na+輸送型NADH-キノン酸化還元酵素の構造と機能

−化学者の視点から

16:45  B2      永田 崇 (東京大学・物性研究所)

原生生物アプソモナドが持つ新奇紫外・青色光受容

アニオンチャネルロドプシンApuR

■  懇親会 (18：00〜)                     東京大学・柏キャンパス・プラザ憩い

乾杯、50年の歩みをつなぐ新しい一歩へのエール、2026年の予告

08：30　受付開始

■  一般講演 VI (09：00 – 9：52)　　　　　　　　 座長：角田 聡 (名古屋工業大学)

09:00  3T17  大友 章裕 (京都大学)

共有結合性蛍光プローブによる大腸菌内ナトリウムイオン濃度測定

09:18  3T18  菊川 峰志 (北海道大学)

微生物ロドプシンは有機イオンを運べるのか？

―Cl−ポンプロドプシンに見いだされた新たな輸送活性―

09:36  3T19  日浅 未来 (岡山大学)

機械刺激受容体とポリアミンによる肺サーファクタント分泌の調節

■  一般講演 VII (10：07 – 10:41)　　　　　　　　 座長：角田 聡 (名古屋工業大学)

10:07  3T20  表 弘志 (岡山大学)

小脳プルキンエ細胞での小胞型ポリアミントランスポーター（VPAT）の発現とポリアミン分泌

10:25  3T21  入江 克雅 (和歌山県立医科大学)

ナトリウムチャネルにおける遅い不活性化を引き起こす選択性フィルターの

動的構造変化の単分子FRETによる観察

■  一般講演 VIII (10：56 – 11：48)　　　　　　　　 座長：表 弘志 (岡山大学)

10:56  3T22  関 健仁 (総合研究大学院大学／分子科学研究所)

分子動力学シミュレーションとマルコフ状態モデルを用いた

Na+輸送性NADH-キノン酸化還元酵素Na+-NQRの構造ダイナミクス研究

11:14  3T23  島田 敦広 (岐阜大学)

XES とXRD の同時時分割測定による、シトクロムc酸化酵素の金属

中心の電子状態変化と構造変化の解明

11:32  3T24  稲岡 健ダニエル (長崎大学・熱帯医学研究所)

カンピロバクターの新奇2成分型NADH酸化システム

A novel two-component NADH oxidation system in Campylobacter jejuni

若手発表賞　表彰式

12:00  次回世話人の挨拶、閉会の挨拶

ポスター撤去

ポスター発表演題(P)    *は若手ポスター発表賞 審査対象 (18名)

12月12日ポスター説明・討論 奇数番号14:00 – 15:00,　偶数番号15:00 – 16:00　

P1      錦野 達郎　(名古屋工業大学／名工大・オプトバイオロジー研究センター)

リジン主鎖15N標識ロドプシンの赤外分光解析

*P2    髙橋 大翔　(東京大学)

新奇カチオンチャネルロドプシンHulaChrimsonの吸収波長特性

*P3    服部 七奈子　(名古屋工業大学大学院)

新規内向きプロトンポンプGhXeRの分光学的解析

P4      Zhou Qianfan　(東京大学)

Molecular properties of novel microbial rhodopsins with a photosensory function in light-dependent signal transduction

光依存的シグナル伝達に関与する新奇ロドプシンの分子特性

*P5    瀧塚寛音　(名古屋工業大学大学院)

ナトリウムポンプロドプシンのH+輸送活性を低下させるプロトン化レチナールシッフ塩基周辺の水素結合ネットワーク

*P6    大鳥 祐矢　(京都大学大学院)

心筋型リアノジン受容体に特異的に作用し抗不整脈作用を示す新規合成化合物の複合体構造解析

*P7    前田 大晴　(名古屋工業大学大学院)

全反射赤外分光法による環状ヌクレオチド依存性カリウムチャネルSthKのリガンド選択の分子機構研究

P8      寺村龍河　(京都産業大学)

生体内環境を再現したLarge pore channel構造解析を試みて

*P9    真栄田 有紀　(和歌山県立医科大学大学院)

Liイオン透過性を高めた原核生物由来Naチャネル変異体の創生と結晶構造解析

*P10   堤 あゆな　(京都大学大学院)

Cryo-EMによる心筋型リアノジン受容体-カルモジュリン複合体のCa2+濃度依存的構造変化の解析

*P11   坂口 航　(京都産業大学大学院)

AcrBによる薬剤排出の分子基盤の解析

*P12   太田 明菜　(京都工芸繊維大学大学院)

結核菌由来硫化物：キノン酸化還元酵素変異体の反応中間体構造

*P13   平山 詩恩　(岐阜大学大学院)

立体構造解明に向けたウシ肝臓由来シトクロムc酸化酵素の精製

*P14   羽根依里　(京都工芸繊維大学大学院)

カンピロバクター由来リンゴ酸脱水素酵素（Cj MDH）の構造学的研究

P15    村本 和優　(兵庫県立大学大学院)

シトクロムc酸化酵素の核遺伝子由来サブユニットが形成する排気チャネルと推定される構造

P16    井上 幹太　(京都工芸繊維大学大学院)

放線菌由来L-メチオニン脱炭酸酵素MetDCにおけるTyr421の役割

*P17   中村 紗知　(金沢大学)

抗酸化酵素ペルオキシレドキシンの脂質結合能と膜輸送プロセスの関連性

*P18   鬼村 将来　(京都工芸繊維大学)

Campylobacter jejuni 由来リンゴ酸：キノン酸化還元酵素（Cj MQO）の精製とクライオ電子顕微鏡解析に向けた基盤構築

P19    吉冨 巧真　(東京理科大学)

MDCC標識リン酸結合タンパクによるチオリン酸の検出

*P20   畑中 涼　(京都工芸繊維大学大学院)

赤痢アメーバにおける活性硫酸合成酵素APS kinaseの構造機能解析

P21    小嶋 誠司　(名古屋大学大学院)

海洋性ビブリオ菌の側べん毛固定子MotA/MotBの変異体を用いた機能解析

*P22   神山 幸成　(早稲田大学・先進理工学部)

動的水チャネルを介したべん毛モーターの回転運動の全原子分子動力学解析

P23    大貫 隼　(分子科学研究所)

AlphaFold3の拡散モデル改良によるタンパク質の構造状態探索：トランスポーターと分子モーターを例として

*P24   田中 遼真　(東京理科大学)

新規停止角度をもつγ1残基欠失TF1-ATPaseの構造と化学-力学共役機構

*P25   田村 遼太　(東京大学大学院)

マイコバクテリアATP 合成酵素のαサブユニットC末端伸長による阻害メカニズムの解明

P26    飯野亮太　(分子科学研究所／総合研究大学院大学)

腸球菌Enterococcus hirae由来V-ATPase変異体のa-subunitの入口と出口のhalf-channelにおけるNa+依存的な非対称H+輸送阻害

P27    安田 賢司　(千葉大学大学院／千葉大学・cQUEST)

VOモーターのNa⁺結合・放出は回転角で制御される：全原子分子動力学シミュレーションによる解析

*P28   上田 楓華　(京都産業大学大学院)

シナプス小胞膜上の膜タンパク質のin situ構造解析の試み