参加者の声

JaLoGoMaプログラムの修了生の体験記・感想

E-JaLoGoMa オンラインプログラム 参加者の声

会社員


住民参加のまちづくりについて、基本となるマインドと、具体的な実践方法の両方を知り、そして仲間に出会うことが出来る素敵な旅になります!


オンラインでここまでポートランドスピリッツを味わえるとは思いませんでした。広くまちづくり、地域課題の解決に関心があり、「もう一歩」前へ進んでみたい方におススメです。

(大学教員
行政職員


参加する前から何が得られるかを考えてしまいがちですが、結局は参加しなければわからないこと。いつもとは違う環境、違う出会いに身を置いてみる大切さを改めて感じました。

オンラインでポートランドの取り組みを学習したが単なる講習会ではなく人と人の係わりが画面から伝わった。参加者の意見、方向性によって掘り下げる内容を検討し全体としての学びができるように工夫がしてあった。「分かった」ではなく「どうすれば良いのか」を考えさせてもらえる内容だった。

NPOスタッフ
個人事業主


どんな業種・立場であっても、大切に考えたいキーワードがたくさん散りばめられているプログラムだった


住民が今も試行錯誤しながら作り続けている街、ポートランド。住民参画の基礎的なスタンスを知ることは、まちづくりだけでなく、人と人が関わるあらゆる場面で、普遍的に存在する問題を意識することに繋る。ポートランドに浸る特別な時間を、あなたも経験してみませんか?

行政職員
大学院生


コロナ禍のオンラインを通しての学びのなかだったが期待をはるかに超えた学びと人とのつながりが得られた。



真の市民協働を実感でき、課題を共有できる仲間と次のステップを踏み出す機会にもつながった。

(元議会議員)
個人事業主

大勢の同期生と仲良くなれたこと。全国に散らばっているのに、あたかも近くにいるような感覚になりました。人数が多かったことでたくさんの方と友達になれました。授業だけではなかなか心を割って話すことができなかったけれど、他の参加者の方ビアストやスピンオフの企画を立ててくださり、会えないけれど仲良くなれる時間ができました。そしてたくさんの気付きを得ることができました。これは授業にも凄く効果があったと思います。

過去のプログラム参加者の声

射和沙季 2019年 参加 東京都市大学大学院環境情報学研究科都市生活学専攻


私は「はばたけ!世田谷グローカル人財発掘プロジェクト」の派遣員としてポートランドに2週間滞在し、その間にJaLoGoMaプログラムに参加させていただきました。

私は都市デザインを学ぶ学生であり、住民主体のまちづくりに興味があったので本プログラムに参加しました。 フィールドワークなどを通じて、ポートランドで活躍されている方から生活している方まで、様々な人の生の声を聞くことが出来ました。

また、日本中で活躍されている参加者と意見交換を通じてポートランドのまちづくりについて多角的に理解を深める事が出来ました。そして改めて将来の進路について深く考える機会にもなり、進路選択の視野も広がりました。

最初は社会人が多い中での参加で不安でしたが、その不安は気がついたら忘れていて、社会人に負けずに意見交換をしていました。 そのくらい様々な発見があり密度の濃いプログラムになっています。

現在学生で参加するか迷っている方は安心して是非このプログラムに参加してみてください。きっと実りある充実した時間になるはずです。

倉田麻紀 2014 参加時 広島県尾道市役所 企画財務部 政策企画課 主任

2020年 現在 広島県尾道市役所 福祉保健部 子育て支援課 子育て支援係 専門員


当時、私は職場で、高齢者の孤立といった問題の解決の手段として、ヤギを活用して除草しながら人の集まる場づくりをしたらいいのではという提案をしていました。

そんな時、自治の先進地ポートランドで、同じような取り組みをすでに行っているところがあることを知り、どんな想いではじめたのか、それが現在にどう繋がり、どう広がっているのか、それからは知りたいことがどんどん湧いてきました。英語は全くできませんが、現地では、日本から来た私たちを特別扱いすることもなく、ごくごく当たり前のような様子で迎えてくれ、ジャロゴマスタッフに通訳をしてもらいながら、聞きたいことを聞くことができました。

その後日本に帰ってから、ポートランドで実際に見てきた活動を踏まえて、高齢者の居場所づくりからコミュニティの広がりへと、意義を伝えることができました。


まちづくりの知識も英語の知識もありませんでしたが、本当に多くの人が情報をくださり一緒に考え、多くのアイデアをもらうことができました。

海外での研修プログラムなど一生のうちにあるかどうかです。思い切って参加したことで成長することができたと思っています。


倉田さんの原文はこちらからどうぞ (wordpressのJaLoGoMa blogに飛びます)。


広島県尾道市の市職員 倉田麻紀さんは2019年に『地方公務員が本当にすごいと思う地方公務員アワード2019』を受賞されました!

麻紀さん、本当におめでとうございます!!!


岡田直晃 2009年 参加時 津市(三重県)東京事務所職員

2016年 参加時 習志野市(千葉県)政策財務部資産管理課主幹

2018年参加時 及び 2020年現在 和光市(埼玉県)企画部資産戦略課主幹


2016年のJaLoGoMaは、私にとって、暗闇の先から射す一筋の光でした。

西芝先生やダンをはじめ、多くの皆さんの話を聴き、いろんなものを見て考え、自分の考えていることを話したことで、私が仕事として取組んでいる“いま”と、ポートランドの“いま”がはっきりとつながりました。それは悩み苦しんでいる現状が、しっかりと先の道筋につながっている、自分のしていることが決して間違いではないということを認識できた貴重なきっかけでした。

JaLoGoMaに参加をして、劇的なイノベーションはなかったかもしれませんが、自分を客観的に見つめ、捉える機会を持てた唯一無二の場だったと思います。

”いま”があるのは間違いなく、ポートランドを訪問したあの時のおかげです。


こちらの岡田さんの原文はこちらからどうぞ (Wordpress の JaLoGoMa blogに飛びます)。

森本 健次 2011年参加時 京都府 南山城村職員

2020年現在 株式会社南山城 代表取締役社長

このプログラムを通して、「みんなのこと」=「そこに暮らす人々の暮らしのこと」は住民自身が担っている。行政はその担い手を構成する一員に過ぎないということを体感しました。そして、ポートランドのネイバーフッドアソシエーション(NA)の「自分たちの地域のことは自分たちで考え、作っていく」という誇りと行動が、その後の私のむらづくりへの取組みに大きな影響を与えました。

ポートランドは、全米一住みやすい都市と言われ、日本でも人気な街。風景も見る事例もすべてが素晴らしいのは確かですが、すべてバラ色なわけではありません。ポートランドという町で暮らすという住民の誇りと、これまでの行動がつくり上げてきた結果だと思います。ポートランドのまちづくりを表面的に成功事例として追いかけることなく、一つひとつの事例がどのようにつくられているのか、このプログラムを通して探ってみてください。

こちらの森本さんの原文はこちらからどうぞ (wordpressのJaLoGoMa blogに飛びます)


道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村の情報はこちら

石倉 傑 氏(2018年参加者)高崎市役所財務部管財課 主事

私は「平成30年度地方公務員海外派遣プログラム」の研修生として米国に6月~9月中旬まで滞在し、その間にJaLoGoMaプログラムに参加させていただきました。

本プログラムはポートランド市の住民主体のまちづくりの取り組みを学び、そこから効果的な市民参加や、それを実現する手法を考えるという自治体職員の方にとっては非常に参考となるものです。自治体職員向けではあるものの、企業、大学教員、NPO、現地のコミュニティ活動に取り組む方々といった様々なバックグラウンドを持つ方が参加しており、多様な意見交換ができるのも魅力のひとつです。また、意見交換だけでなくフィールドワークも多く組まれており、現地の取り組みを肌で感じることができます。たとえ英語に自信がなくてもサポーターの方々が助けてくれるので問題ありません。


鈴木 暁子 氏(2018年参加者)京都府立大学 京都地域未来創造センターコーディネーター/上席研究員

小田 展正 氏(2018年参加者)同志社大学総合政策科学研究科 修士課程


現場の視察を通じて「実験できる街」「挑戦できる街」の実像を体感するとともに、一見華やかな成功事例の裏側にある、努力や苦労の歴史を直接聞けたことは得難い経験でした。また、そのような現場の実情を理論的枠組みに落とし込む機会も組み込まれていたため、理解がより深まりました。

ライフスタイルで注目を集めるポートランドですが、その基盤には、コミュニティのことを自分たちで話し合って決めるという文化があります。そういった文化をじっくりと醸成させてきた多様な「担い手」との対話から、「場づくり(プレイスメイキング)」や「市民自治」のダイナミズムを五感で感じとってください。


小野沢 英也 氏、中塚 貴志 氏(2018年参加者)株式会社フォーシーカンパニー 課長

このプログラムでは、一方的に学びを与えられるのではなく、参加者自身が街を歩き、見て、考え、気づき、共有できるよう仕組みが組まれています。

また、行政だけではなく、民間企業、さらには住民へのヒアリングもでき、様々な目線でポートランドのまちづくりを知り、実感できることも大きな特徴です。

実際に街の人々とコミュニケーションをとって視察を主体的に進めることで、ポートランドのまちづくりの哲学を、頭ではなく心で感じることができます。