JISで安全色が決められている
JISで安全色が決められている
JIS規格という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、日本の国家標準があり、安全色について経済産業省が定めた規格がある。
オリンピック・パラリンピック開催に向けて多様な色覚を持つ人々が、安全標識を一目で認識できるように平成30年に色の規格が変更された。
確かに、同じ赤色やオレンジ色とひとくくりに言っても、黄色の割合が変わるだけで、微妙に少しずつカラーが変わる。
標識によって違いが生じないように、道路の交通標識や公共の案内板など、マンセル値で定められている。
JISによって安全確保のために消えられている色は、赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫の6色と、対比の補助色となる白、黒の2色がある。
<使われている色の例>
赤・・・防火、禁止、停止、高度の危険、緊急
黄赤・・・危険、航海・航空の保安施設
黄・・・注意
緑・・・安全、進行、救護、保護
青・・・指示、誘導、義務的行動
赤紫・・・放射能
白、黒・・・対比色