J-MARS Study
Japanese Men's health and Andropause Related Symptoms Study
男性更年期障害と生活習慣・環境および職場環境に関するコホート研究
J-MARS Study
男性更年期障害と生活習慣・環境および職場環境に関するコホート研究
J-MARS Studyについて
Japanese Men's health and Andropause Related Symptoms Studyは、日本人男性の更年期障害に対する認知度や有病率、健康影響などについて把握することを目的としたインターネット調査研究プロジェクトです。
2024年9月末にベースライン調査を実施しました。本調査は、インターネット調査会社を介して、全国の20~60歳代の男性1,500名を対象に、男性更年期障害への認知度や症状の程度、各種生活習慣や生活環境などをアンケートで尋ねました。また、ベースライン調査2024にご回答いただいた方を対象に、1年毎に追跡調査も実施していきます。
その他、患者を対象とした受診環境に関する調査、看護師を対象とした更年期障害へのケアに関する実態調査なども実施します。
J-MARS Study の Vision
近年、男性の更年期障害について、少しずつ世間で知られるようになりました。しかし、症状は自覚していても更年期障害と気づかない方、
弱みを見せられず我慢している方など、適切な治療やケアを受けずに過ごされている方が多いと推測されます。
J-MARS Studyでは、男性更年期障害の予防、早期発見・早期治療を促し、男性がいきいきと生活し、働いていける社会を目指します。
Vision を達成するために
J-MARS Studyでは以下の内容に取り組みます。
男性更年期障害に関する情報の普及
発症や悪化に影響する生活習慣・環境、職場環境等の解明
更年期障害に悩む方が医療機関を受診する際の促進・阻害要因の解明と支援
更年期障害患者と接する看護師のケアの実態、困り事の解明とアセスメント・ケア方法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業
基盤研究(C)
「男性更年期障害の心理社会的要因の解明に基づく看護アセスメント指標の開発と検証(24K13853 )」
の助成を受けて実施しています