■■■ 伊予節、それは難曲です ■■■
座敷唄特有の間(ま)、発声、息づかい、難解な節…。
大人しく聞こえる曲ですが最後まで唄い切るにはスタミナも必要です。
それだけに本当に魅力的です。聞くのも唄うのも、
時間や回数を重ねるごとに、しみじみと味わいを知ることのできる曲です。
全国のより多くの皆さまに、伊予節を愛していただけるよう願い、
大会の灯をともして皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
◆参考音源のご提供
ー ご参考資料として ー
「なにか唄い方の参考になるものはありませんか?音の資料はあるんでしょうか?」
このようなお問い合わせをいただくことがございます。
道後の芸妓「吉佐(吉三)」さんの唄を、当地の唄い方の”例”としてお送りすることができますので、ご希望の方は実行委員会までご連絡ください。
連絡方法など
CD1枚を送付させていただきます
・送り先の郵便番号・ご住所・宛名と、140円切手1枚を入れて
・参考の音資料をご希望の旨 を書き添え
実行委員会までお送りください。
★「みんなで伊予節勉強会」を開催しました(2024.6)
◎ と き:6月21日(金)18:30~ 20:15
◎ ところ:松山市民会館 リハーサル室
◎ 参加費:無料
◎ 参加者:約35名
◎ 普段は、それぞれ所属する会や個人でしているお稽古を、みんなでいっしょにというものです。
お一人お一人がご自分の伊予節を唄えることが重要ですが、奥の深いこの曲を『いっしょに唄う、いっしょに弾く』ことで、互いに高め合うことが出来ればよいと思います。
☆今後も開催を予定しております。
参加・内容・開催地についてのご希望がございましたら、ぜひ実行委員会までご連絡ください。
今回は初めての勉強会ということもあり、愛媛県下の大会支援会派の先生・会員の方などが参加。
それぞれ三味線の譜面は少しずつ異なりますが、基本は同じ。『いっしょに』弾き、唄いました。
また、意見交換も行いました。
・伊予節を長年聞いてこられた方から、『よく分からない唄だと思ってきたけど、こうして何度もいっしょに唄っていると、だんだんわかってくるものだな』との声がありました。
・三味線が走り、唄が追い付かずに遅れたり、間に合わせるために急いで唄う場面がありました。後になるほど、よく合いました。
・伊予節をご存知ない方などのために委員会でご案内している吉佐さんの唄について、共有しました。
・「全国的に普及している譜面の言葉送りと、吉佐さんの唄っている言葉送りが異なると思う」との声が上がりました。
◆第20回大会(2024.4.6 開催)
ー 令和5年度 実行委員会総会 ー
第20回大会の事業計画案は、委員全員の賛成をもって可決されました。
事務局では、開催に向けて全力で準備を進めて参ります。
ー 大会支援 ー
第20回大会でも、愛媛県下民謡会の会主はじめ会員の方々に、開催・運営のためのご支援・ご協力をいただくことになりました。この力の結集なくして、今日まで約20年にわたる開催はありませんでした。
力を合わせて、大会会場でご参加皆さまのお越しをお待ちいたしております。
◆第19回大会(2023.4.1開催)
ー 活性化会議 ー
4年振りに皆さまをお迎えするため、2022年の夏から愛媛県下の民謡会々主を中心に「伊予節全国大会活性化会議」を重ねました。
・2022年7月 …大会の運営状況、県内伊予節継承者の育成について など
・2022年10月 …第19回大会の実施内容(前回大会との変更)、協力役務 など
・2023年1月 … 〃 当日運営の詳細 など
★なにしろ4年振り…
4年ぶりの開催です!未知のウイルスという衝撃が走った2020年から、立て続けに3回の大会見合わせとなり、前回から4年の月日が流れました。
この間に、伊予節全国大会の運営母体とも言える「愛媛民謡民舞協会」が解散。イベント開催が困難な日々がつづき、県内の民謡団体が会して同じ舞台に立つ行事は激減しました。
県外・全国から来場の方をお迎えするのは本当に久しぶりです。
4年振りの“希望”と“不安”にあふれています。
事務局は大変不慣れな手前が関わらせていただき、いろいろと苦戦中ですが、
まずは参加の皆さまに安心して集っていただくことができますよう、努めたいと思います。