研究のメインテーマ
「脳と骨格筋の健康維持機能強化」
脳と骨格筋は酸素を大量に消費する臓器であり、同時に活性酸素を大量に産生する臓器でもあります。よって常に酸化ストレスに曝されるリスクを抱えています。
ヘモグロビンに代表されるグロビンタンパク質には、ミオグロビン、ニューログロビン、サイトグロビン、の合わせて4つがあり、これらは酸素との結合能が高く、生体内における酸素代謝と深く関係しています。また、活性酸素種とも結合するため、抗酸化作用・酸化防御システムにおいても重要な役割を担っていると考えられています。しかし、生体における詳細な発現メカニズムについては明らかにされていません。
我々の研究室では、特に栄養素や食品因子などの天然有機化合物が持つ健康増進作用に注目しており、小型魚類であるゼブラフィシュを実験動物として用い、分子生物学的・生化学的手法により、細胞内における遺伝子・タンパク質発現シグナルについて解析を行っています。
研究キーワード:脳・骨格筋・シグナル伝達・運動・栄養・食品因子・天然有機化合物
現在進行中の研究テーマ
脳の健康に役立つ栄養素・食品因子とは??
栄養素や食品因子の摂取による認知症予防や認知機能の向上は可能なのか?についてはまだまだ探索の余地が残されています。運動はどのようにして脳の健康に影響するか??
運動が脳に及ぼす健康効果として、記憶能力の亢進・認知症予防・抗うつ効果などが知られています。しかし、どのようなメカニズムでこれらの効果がもたらされるのか?どのような強度が適しているのか?どれくらいの頻度で運動すれば良いのか?運動と食事の相乗効果はあるのか?など、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。運動パフォーマンスを向上させる栄養素・食品因子とは??
効率的に筋肥大させるための運動と食事と休息の適切な組み合わせや、筋持久力(有酸素代謝能力)を向上させるための運動方法についてはよく研究されています。しかし、筋持久力を向上させる栄養素や食品因子についてはまだまだ探索の余地が残されています。
KAKEN — 研究者をさがす | 岩中 伸壮 (80584002) (nii.ac.jp)
「健康寿命延伸を目指したグロビン蛋白質生合成シグナルの解明」研究代表者
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月
共同研究者
立命館大学 スポーツ健康科学部 運動生理学研究室 橋本健志先生
橋本 健志|Professors|特設サイト|立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科 (ritsumei.ac.jp)
橋本健志 准教授 | バーチャルキャンパス | 立命館 スポーツ健康科学部イメージサイト FUTURE CAMPUS (ritsumei.ac.jp)
橋本 健志 | RARA|立命館大学 (ritsumei.ac.jp)
KAKEN — 研究者をさがす | 橋本 健志 (70511608) (nii.ac.jp)
橋本 健志 (Takeshi Hashimoto) - マイポータル - researchmap
【研究者データ】橋本健志 | 日本の研究.com (research-er.jp)
京都大学大学院 人間・環境学研究科 健康運動学研究室 江川達郎先生
江川 達郎 | 京都大学 大学院人間・環境学研究科 総合人間学部 (kyoto-u.ac.jp)
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KAKEN — 研究者をさがす | 江川 達郎 (00722331) (nii.ac.jp)
江川 達郎 (Tatsuro Egawa) - マイポータル - researchmap
【研究者データ】江川達郎 | 日本の研究.com (research-er.jp)京都大学大学院 農学研究科 横川拓海先生
京都大学大学院農学研究科 食品生物科学専攻食品生理機能学分野 (kyoto-u.ac.jp)
KAKEN — 研究者をさがす | 横川 拓海 (80844323) (nii.ac.jp)
横川 拓海 (Takumi Yokokawa) - マイポータル - researchmap
【研究者データ】横川 拓海 | 日本の研究.com (research-er.jp)