Osaka EXPO Cambodian Pavilion Restoration, 2017

1970大阪万博カンボジア館の保存改修

大阪万博（1970）のカンボジア館は、クメールの伝統木造建築を思わせる大屋根と近代的なディテールを組み合わせた、新クメール建築運動の小品である。建物は万博終了後に神戸の広陵町に移転されて自治会館として再生し、いまでも町の人々に親しまれている。万博記念公園に保存されている資料から、カンボジア人建築家ウク・ソメスが基本設計を行ない、都市科学研究所の中島龍彦が実施設計を担当したことが明らかになった。岩元研究室では、資料に基づき保存改修のコンセプト設計を行った。

Osaka EXPO Cambodian Pavilion Restoration

Kobe, Japan, 2017

Masaaki Iwamoto Laboratory + ICADA

Design team: Masaaki Iwamoto, Takuro Kunitomo (Ukai Lab), Hajime Takeya (Ukai Lab)