2021年1月22日(金)13:00〜17:30 / オンライン(Zoom) 参加無料

主催: 情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ研究会

協賛 情報処理学会モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会
情報処理学会グループウェアとネットワークサービス研究会
マルチメディア通信と分散処理研究会
ITS Japan

情報処理学会高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会では、毎年高度交通システム(ITS)研究フォーラムを開催し、ITSの現状と今後の研究・開発の課題に関する知識の共有、研究者間の交流の場として参りました。今回は、新型コロナの影響が出始める直前に開催した前回(テーマ: Mobility As A Service最前線)と同じ招待講演者をお招きし、コロナ禍前後で大きく変化した人々の移動とそれを支える情報通信技術に考える場といたしました。参加費は無料としております。皆様のご参加をお待ちしております。

多くの皆様にご参加頂きました。ありがとうございました。

一部の講演の様子をYouTubeで公開しております。

招待講演者プロフィール

牧村和彦(一般財団法人計量計画研究所 理事 兼 研究本部企画戦略部長)

講演題目: Beyondコロナ時代のMaaS戦略

1990年一般財団法人計量計画研究所(IBS)入所。モビリティデザイナー。東京大学 博士(工学)。
筑波大学客員教授、神戸大学客員教授。都市・交通のシンクタンクに従事し、将来のモビリティビジョンを描くスペシャリストとして活動。内閣官房未来投資会議、官民連携協議会などに参加。経産省スマートモビリティ推進協議会企画運営委員他。代表的な著書に、「MaaS~モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ(日経BP、共著)」、「Beyond MaaS~日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―(日経BP、共著)」等多数。


湧川 隆次(MONET Technologies株式会社 取締役)

講演題目: Mobility Innovation

2013年よりソフトバンクモバイルに入社し、日米で活動し、2016年11月より現職。5G、ドローンやMaaSなど、ソフトバンクの新規技術や事業を担当。2019年よりソフトバンクとトヨタの合弁会社である MONET Technologies株式会社 の取締役に就任。著書に「ITの正体」や「MobileIP教科書」など。


太田 恒平 (株式会社トラフィックブレイン代表取締役社長)

講演題目: バス情報のデータ標準化・オープンデータ化の今

1983年生。交通×ITがライフワーク。東京大学で土木・交通・地図の研究後、ナビタイムジャパンにて経路探索エンジン開発、交通コンサルティング事業創設。交通データ分析・コンサルの会社を2017年6月に起業。阪神高速道路、両備グループ関連のコンサルティングを手掛ける。野望は、交通行政・事業を再実装すること


大澤信陽(全日本空輸株式会社 企画室 MaaS推進部 マネージャー)

講演題目: 「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~」の最新状況

Web系エンジニアを経て、AI、IoT、自動運転などの技術を追求。一方でANAバーチャルハリウッド(ANAグループ社員の自発的提案活動)のディレクターを務め、仲間と共に「Universal MaaS」を生み出す。その後、2019年7月に新設されたMaaS推進部に移り、誰もが移動をあきらめない世界の実現に向け、公私にわたり全身全霊を傾けている。

二見徹(株式会社ディー・エヌ・エー フェロー)

講演題目: ゼロエミッション・サイクルによるモビリティ・エネルギー革命

1981年東京⼤学⼯学部電⼦⼯学科卒業、同年に⽇産⾃動⾞株式会社へ⼊社。1990年より主にエアバッグ、ナビゲーション、テレマティクス、IT・ITS 開発を担当。 2000年代以降は⽇産リーフICT システム開発、⾃動運転、コネクテッドカーに関わる技術戦略・研究戦略、2016 年よりフォーアールエナジーにてEV を⽤いたV2X システム/EV 再⽣バッテリービジネスに従事。2019年より株式会社ディー・エヌ・エーでフェローを務める傍ら、フリーランスとして⾃動⾞業界および周辺業界における技術を軸にしたコンサルティング業務に従事。 


日高洋祐(MaaS Tech Japan代表取締役)

講演題目:MaaSの社会実装とITSや情報処理技術に期待されること

東京工業大学総合理工学部卒業後、2005年にJR東日本に入社。ICTを活用したスマートフォンアプリの開発や公共交通連携プロジェクト、モビリティ戦略策定などの業務に従事。2014年、東京大学学際情報学府博士課程において、日本版MaaSの社会実装に向けて国内外の調査や実証実験の実施により、MaaSの社会実装に資する提言をまとめる。2018年、MaaS Tech Japanを創業。MaaSプラットフォーム事業などを行う。国内外のMaaSプレーヤーと積極的に交流し、日本国内での価値あるMaaSの実現を目指す。共著に『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』『Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―(日経BP社)』がある。

プログラム

13:00〜13:10 開会挨拶 ITS研究会主査 重野 寛(慶應義塾大学)

13:10〜13:50 牧村和彦(一般財団法人計量計画研究所 理事 兼 研究本部企画戦略部長)

Beyondコロナ時代のMaaS戦略

13:50〜14:30 湧川 隆次(MONET Technologies株式会社 取締役)

Mobility Innovation

14:30〜15:10 太田 恒平 (株式会社トラフィックブレイン代表取締役社長)

バス情報のデータ標準化・オープンデータ化の今

15:10〜15:25 休憩

15:25〜16:05 大澤信陽(全日本空輸株式会社 企画室 MaaS推進部 マネージャー)

「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~」の最新状況

16:05〜16:45 二見徹(株式会社ディー・エヌ・エー フェロー)

ゼロエミッション・サイクルによるモビリティ・エネルギー革命

16:45〜17:25 日高洋祐(MaaS Tech Japan代表取締役)

MaaSの社会実装とITSや情報処理技術に期待されること

17:25 閉会挨拶

お問い合わせ

情報処理学会ITS研究会 ITS研究フォーラム担当 its-rf2021 (at) ishilab.net