(11分00秒、2025年)
【概要】
雪原と砂浜、冬と夏、蝉の声と風雪――。
亡き友(鈴/りん)の果たせなかった夢である「旅」を叶えたいと願う男(遥/はるか)。
向き合い難い現実と罪悪感に迷う中、風鈴と海の音、蝉の声が交錯する奇妙な夢「冬の中の夏」にいざなわれる。
(2分21秒、2025年)
【概要】
この作品は、「同じ場所」に「異なる時間」が重なることで生まれる、目では捉えることの出来ない“時間の流れ”や“光の痕跡”を映像空間の中に可視化したものである。
シャッタースピードの変化により人や車の動きが軌跡に変化し、時間の密度や速度が多層的な空間の中に出現する。