これまでに発生した津波の痕跡は「津波堆積物」として海岸低地の地層に残されています。過去の津波の履歴や規模を知るためには、この津波堆積物がいつ、どのように形成されたかを推定することが重要です。そこで、野外調査（トレンチやジオスライサーによる掘削等）や室内分析（粒度分析、元素分析、年代測定等）により、津波堆積物の分布や構造を明らかにするための研究を行っています。さらに、それらの結果を基に、過去に起こった津波の浸水域や水理パラメータを推定し、数百年以上の時間間隔をおいて発生する巨大地震・津波によるリスクの把握を目指しています。

調査地：宮城県塩竈市

期間：2024年2月27日～28日

宮城県塩竈市の野々島と寒風沢島においてジオスライサー等を用いて掘削調査を行いました。写真はピートサンプラーでサンプル採取をする様子です。

調査地：宮城県石巻市

期間：2023年12月19日～21日

SCSC式ボーリングなどで津波堆積物の掘削調査を行いました。

調査地：宮城県七ヶ浜町

期間：2023年12月13日～15日

ロシア式ピートサンプラーを用いて水上ボートから湖沼掘削を行いました。天候の影響もあり調査は難航しましたが、複数のイベント堆積物を確認することが出来ました。

調査地：福島県いわき市

期間：2023年11月6日～9日

いわき市でジオスライサーやGPRなどを用いて津波堆積物の調査を行いました。写真はSCSC式ボーリングの様子です。

調査地：北海道厚真町 

期間：2023年10月20日～23日

8月の調査と同じ場所で、北海道大学と共同で調査を行いました。地下レーダー探査や壁面へのコアラ―の打ち込みを行いました。

調査地：新潟県佐渡市 

期間：2023年10月9日～13日

佐渡島南部と北部において掘削や地下レーダー探査といった津波堆積物調査を行い、イベント層を発見することができました。

調査地：福島県浪江町

期間：2023年9月5日～7日

新潟大学の方々と共同で調査を行いました。

調査地：北海道厚真町

期間：2023年8月17日～24日

北海道大学、新潟大学の方々と共同で調査を行いました。写真はトレンチ調査の様子です。

調査地：宮城県塩竈市

期間：2023年6月19日

写真はピートサンプラーで掘削をする様子です。

調査地：北海道厚真町、むかわ町

期間：2023年6月5日～6月8日

北海道大学、新潟大学の方々と北海道の17世紀の津波堆積物について調査を行いました。写真はジオスライサーを用いて掘削を行う様子です。

調査地：宮城県仙台市若林区

期間：2023年4月28日

写真はGPRを用いて地中の探索をする様子です。

調査地：宮城県仙台市

期間：2023年3月17日

ワシントン大学の研究者の先生をご案内しました。写真は見学した水神沼です。

調査地：宮城県石巻市

期間：2023年3月13日～15日

写真は機械を用いて掘削している様子です。

調査地：宮城県石巻市

期間：2022年12月19日～21日

写真は調査している様子です。

調査地：福島県いわき市

期間：2022年11月21日

写真は採取したコアを観察している様子です。

調査地：宮城県仙台市

期間：2022年11月14日

写真は調査した遺跡の様子です。

調査地：宮城県岩沼市

期間：2022年11月4日

写真は岩沼原遺跡にて、地層を観察している様子です。

調査地：新潟県佐渡島羽茂地区

期間：2022年10月30日～11月2日

写真はGPRを用いて地中の探索をする様子です。

調査地：千葉県銚子市

期間：2022年10月5日～7日

調査地：宮城県仙台市若林区

期間：2022年7月30日

調査地：北海道胆振地方

期間：2022年6月9日

写真は調査地域の海岸低地です。

調査地：宮城県仙台市若林区

期間：2022年4月17日

写真はGPRを用いて地中の探索をする様子です。

調査地：福島県いわき市、千葉県銚子市

期間：2022年３月17日～21日

調査地：宮城県亘理町

期間：2022年３月11日、25日

写真は採取したコアを保管用にプラスチックケースにサンプリングしている様子です。

調査地：宮城県仙台市若林区荒浜

期間：2022年1月24日、25日、3月8日、9日、4月17日

写真は機械を用いて地中を掘削している様子です。

調査地：岩手県山田町船越湾

期間：2021年11月20日～22日

写真は船上から水底を掘削している様子です。