セラミックスの製造に不可欠な高温焼結プロセスは、設備の負担や環境負荷の面で長年の課題となっていました。そのため、低温化に関する研究が数多く進められてきましたが、ほとんどの方法では依然として高温が必要とされ、「セラミックス=焼き物」という概念から完全に脱却するには至っていません。
本研究会では、この課題に対し、室温近傍で原子の拡散など焼結に関わる現象を発現させることで、熱に依存しない新しい焼結概念の創出を目指しています。セラミックスの各プロセスに関わる多様な研究者が集まり、従来の高温焼結から極低温焼結へのパラダイムシフトを推進してまいります。
バラバラに進めていた低温セラミックス焼結技術の集約と、基礎学理の構築
革新的な低温製造技術の社会ニーズの整理
低温製造技術で実現できる社会貢献の検討
リサイクルまでを包括したサーキュラー社会デザイン
学術機関と企業とのマッチングの場の提供
大型研究プロジェクト予算の獲得
企業連携による社会実装
2025年4月25日(金)
「革新固化プロセス研究会」キックオフ会議を実施しました。
2025年7月7日(月)
「革新固化プロセス研究会」のホームページをオープンしました。
International Symposium on Green Processing for Advanced Ceramics (IGPAC 2025)
日 時:2025年10月5日〜10月9日
場 所:Shima Kanko Hotel(三重県伊勢志摩)
主 催:日本セラミックス協会
日本セラミックス協会 第38回秋季シンポジウム 科学・技術委員会企画 SDGs セッション - コールドシンタリング-
日 時:2025年9月17日
場 所:群馬大学(荒牧キャンパス)
主 催:日本セラミックス協会
革新固化プロセス研究会(代表:山口祐貴)
E-mail: Innovativeceramicprocess[at]gmail.com *[at]=@